
(94)菅平合宿インタビュー⑦/曳田道斗
今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。
第7回は曳田道斗(政経3=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は9月24日に電話で行われたものです)
――現在のコンディションいかがですか。
「春シーズンは3月ぐらいまでケガをしてたっていうのもあって思うように大会だったりで結果を出せなかったんですけど、夏合宿で状態を上げてこれたかなとは思います」
――菅平は3年連続Aチームですが、そこについてはいかがですか。
「妙高と紋別でBチームだったんですけど、そこで焦らずしっかり練習を積んでいました。 それにより(菅平は)しっかりAチームで練習できたのでその点は良かったかなと思いました」
――Aチームの雰囲気は例年と違いますか。
「今年は力のある選手っていうのがいなかったり、全日本大学駅伝予選会も通過できなかったってこともあって、いつも以上に雰囲気は箱根駅伝予選会(以下、箱根予選会)に向けて雰囲気が良かった(緊張感があった)かなって思います」
――合宿の消化具合はいかがですか。
「合宿期間中はケガもなくしっかり決められたメニューを消化できたのは良かったと思います。ですが菅平では集団から離れたりっていうのもあって、ただ消化するっていうだけのメニューもあったかなっていうのは、ちょっと来年度以降反省点ではあります」
――重要なウェーブ走があったと伺いました。
「自分の中では、最低限ペースを落とさないっていうところでは良かったと思うんですけど、箱根予選会とかを考えるともう少し後半のペースを上げられたら良かったのかなと思います」
――山本豪駅伝監督に変わりましたが率直にいかがですか。
「聞いた時はすごくびっくりはしました。自分たちのやることは、佑樹さん(山本佑樹元駅伝監督)でも、豪さんが監督でも変わらないので。驚きましたけどやることは変わらないので今は普通に練習できてます」
――山本佑樹元駅伝監督との違いはありますか。
「練習中はあまり声掛けとかはないんですけど、練習前だったり練習中以外だったりで会話します。コミュニケーションは佑樹さんもあったんですけど、練習中話さない割にはしっかり練習のことだったり、日常のことだったりを見てるんだなって思います」
――箱根予選会での目標はありますか。
「最低限、チームの箱根予選会突破に貢献するということです。また箱根予選会の中でも前で勝負をするっていうことを目標に頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人]
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