
(89)菅平合宿インタビュー②/斎藤拓海
今年度も菅平にて行われた、長距離部門の3次合宿。そこには来たる駅伝シーズンへ向け、闘志を燃やす選手たちの姿があった。例年よりも厳しいと言わざるを得ないチーム状況は、選手一人一人の覚悟を変えた。紫紺のランナーたちは今、何を思うのか。最新の声をお届けする。
第2回は、斎藤拓海(政経4=市立船橋)のインタビューです。
斎藤拓
――シーズン前半の振り返りをお願いします。
「前半は就職活動と並行しながら競技を行っていました。思うような結果が出なくてかなり厳しいシーズンだったと思います。その中でも辛うじて練習は継続できていて、シーズン後半に向けて何とかつなげたかなと思います」
――チームの雰囲気はいかがですか。
「それぞれがAチームで調整していたり、Aチームで挑戦して垂れてしまってもBチームで粘ったりとか、練習をちゃんとやっていこうという姿勢があります。普段の私生活でも仲が良い方で、そんなに悪い雰囲気ではないと思います。ただ、今少し体調不良者やケガ人が多くて、そこが少し不安です」
――全日本大学駅伝予選会(以下、全日本予選)の前後での変化はありましたか。
「全日本予選前まではAチームに頼るような気持ちで何とかなるだろうという雰囲気だったのですが、実際には(予選で)落ちてしまいました。危機感というか、Bチームの人からも自分がやるぞって気持ちが少し出たのかなと思います」
――箱根駅伝予選会へ向けた今の心境はいかがですか。
「もう本番が近くて、ここを落としてしまうと自分たちはもう(駅伝シーズンが)終わりになってしまうので、ここだけは落とせないって気持ちで直前まで気を抜かずにやりたいと思っています」
――今までの応援への感謝はありますか。
「合宿などでもたくさん差し入れを頂いて本当に助かっているので、直接挨拶するのは難しいのかもしれませんが、やはり選手として結果で恩返しするのが一番いいのかなと思います。最後まで頑張ろうと思っています」
――今後の意気込みをお願いします。
「今までいろいろなところでふざけてきたので、ふざけた人で終わらないようにしたいです(笑)。しっかり最後走って、できるんだぞ!ってところを見せたいと思います」
――ありがとうございました。
[春田麻衣]
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