
(80)日本インカレ事前インタビュー④/鷹羽柊弥、竹尾拓真
全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。
第4回は鷹羽柊弥(法2=盛岡四)、竹尾拓真(農2=明星学園)のインタビューです。(この取材は9月6日、9月2日に電話で行われたものです)
鷹羽
――出場種目を教えてください。
「4×100メートルリレーです」
――この夏特に力を入れて取り組んできたことはありますか。
「今シーズンはベストが出たので、この夏はベストが出た時の走りに近づけるように前半の加速局面で乗り込みをうまくさせて走ることを強化して頑張りました」
――ベストが出た要因はどのようにお考えですか。
「一つ目はスタブロを使ったスタートの安定感で、スタートがうまくはまったということです。二つ目は落ち着いて周りを見て周りのペースに合わせつつ、自分の走りを再現できたところがベストの要因だと思います」
――現在のコンディションはいかがですか。
「あまり調子は良くないです。結構テストに全振りしてしまって、テスト明けは体力が落ちていたので動きづくりから始めたのですが、膝裏を痛めていて走ることを一旦セーブしている状態です」
――日本インカレの目標を教えてください。
「現在あまり状態が良くないのでリレーのメンバーとして出場することは厳しいのですが、4継のチームとしては全カレで優勝することと38秒台に乗ることを目指しています。なので、自分個人の目標としては、ここをサポートできるようリレー練習、リレー、バトン合わせの時などにしっかり意見を持ってチームに貢献できるようにしたいです」
――ここまでのトラックシーズンを振り返っていかがですか。
「昨シーズンがケガ続きで1試合しか出られていないのに対して、今はケガしているのですが、今シーズンは去年に比べて何十倍と多く試合に出ていて、自己ベストもシーズンインから1秒以上も大幅に伸ばすことができたので良かったなと思っています」
――最後に意気込みをお願いします。
「リレーの一輪としてサポートし、 38秒台に乗って優勝することです」
――ありがとうございました。
竹尾拓真(農2=明星学園)
竹尾
――日本インカレを控えた今の心境を教えてください。
「やはりこれまでトレーニングや練習を積んできましたから、出場できる機会があれば悔いのないように全力を尽くしたいです。また、体調管理や精神的なコントロールも必要になってくると感じています」
――ご自身の調子はいかがですか。
「自己ベストも出せていて、調子は上がってきていると思います」
――この夏はどのようなことを意識して練習されていましたか。
「質の高い練習をしようと考えていたので、毎回の練習を全て大切にしていました。また、誰かと走るといったメニューの際には緊張感を持つようにしていました」
――リレーチームの皆さんとの練習で何か意識されていたことはありますか。
「それぞれの適性に合った走順にして、バトンパスでの無駄がないように練習しています」
――今大会の目標を教えてください。
「38秒台で走り、優勝することです」
――リレーメンバーとしてどのようにチームに貢献したいですか。
「チームの勝利のために最善を尽くします」
――最後に意気込みをお願いします。
「頑張ります」
――ありがとうございました。
[加藤菜々香、春田麻衣]
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