
(79)日本インカレ事前インタビュー③/川津靖生、神戸毅裕
全国から強者が集う日本学生対校選手権(以下、日本インカレ)。短距離ブロックの集大成となる本大会には明大記録保持者が多数出場する。学年、ブロックを問わずそれぞれが練習を重ね、上だけを目指してきた。登り続けてきたその先に彼らは何を見るのか。紫に染まった魂に最後のピースがはまるその時を見逃すな。
第3回は川津靖生(法1=明星学園)、神戸毅裕(営1=明星学園)のインタビューです。(この取材は9月4日、9月5日に電話で行われたものです)
川津
――日本インカレを控えた今の心境はいかがですか。
「自分の調子も上がりつつあるので、少し楽しみです。その反面で多少の緊張もありますが、楽しめたらいいなと思います」
――この夏はどのような練習をしてきましたか。
「秋に向けての体力づくりや筋力づくり、走り込みもかなりしてきました」
――上級生と一緒に出場できることに対してはいかがですか。
「自分は(日本インカレの)B標準しか切っていなくて、松下かなうさん(法3=大分東明)がA標準を切ったことで出場できました。そこに感謝して、自己ベストを塗り替える走りがしたいという気持ちが大きいです」
――4×100メートルR(以下、4継)にも出場されますか。
「今のところ3走で出場する予定です。チームベストを狙って走りたいと思います」
――過密なスケジュールになることも予想されますが、不安などはありますか。
「走り込みもかなりしてきて体力はつくられていると思うので、いかに自分の走りができるかというところが重要になってくると思います」
――4継のメンバーの状態などはいかがですか。
「全員の調子がかなり上がってきているので、不安な要素はあまりないです」
――最後に意気込みをお願いします。
「あまり欲張らずに、自分の走りができたらと思います」
――ありがとうございました。
神戸毅裕(営1=明星学園)
神戸
――現在のコンディションはいかがですか。
「少し疲労がありますが、いい方向に向かっていると思います」
――夏合宿で得られた成果や新たな課題はありましたか。
「合宿に行っていい走りの感覚というか、ポイントがつかめたと思います」
――4継の練習はどれくらいされていますか。
「定期的に練習しているというよりは、合宿でしっかり練習したという感じです。バトンパスも仕上がっていて、大丈夫だと思います」
――今大会は神戸選手の中ではどのような位置付けでしょうか。
「秋の一つの区切りになるような、大きな大会だと思っています」
――当日はどの走順でどのような走りをしたいですか。
「走るとしたら恐らく4走だと思います。4走はチームで最後にバトンをもらって、トップで帰ってこないといけないと思うので、ベストな走りをしたいです」
――今大会の目標をお願いします。
「優勝です。タイムはチーム全体として明言していなくても、やはり優勝を目指すなら38秒台は必要になってくると思います」
――最後に意気込みをお願いします。
「死力を尽くします!」
――ありがとうございました。
[桑原涼也、石井遥]
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