(35)関東大学1部リーグ戦 第14節 対東海大戦 試合後コメント

2023.08.14

栗田大輔監督

――試合全体を振り返っていかがですか。

 「リーグ戦中断前に勝ち点3を取れたことはすごく大きかったです。筑波さんが足踏みをしてくるだろうと想定をしている中で、これ以上は離されたくないので、この勝ち点3は非常に大きかったです。みんなが明治のサッカーやろうと言って、立ち上がりは東海さんのサッカーにちょっと付き合っているところがありましたけど、改めてしっかりと明治のサッカーをやるという、ピッチ内の意識にすごく変化が見られたので良かったと思います」

 

――林晴己(政経2=高川学園)が攻撃のアクセントになっていましたが、いかがでしたか。

 「良いですね。彼もだんだんと自覚と責任を持って、まだ2年生なのでね、これからどんどんと成長してくれると良いなと思います。彼にも表現力とか、もっと気持ちや声が湧き出てくるとね、ああやってクールなタイプでひょうひょうとやるので、もっと自分の思っていることを表現できたらいいなと。プレーにも出てくるのではないかと思います」

 

――今後に向けて意気込みをお願いします。

 「課題とか、高める場所をとにかく追求して、引き続き残りの試合も一戦一戦勝って、勝ち点3を取って、筑波や流経の背中を見にいきたいです。直接対決も残っていますし、いつどうなるか分からないので、明治はもう毎年のように上位争いをしているチームだから、悪くなった時に立ち直る力がみんなに染み付いています。他力じゃなくて自分たちができることをやって、しっかりと背中を捕まえにいきたいなと思います」

 

太田龍之介(政経4=ファジアーノ岡山U―18)

――スタメンに4年生は1人でしたが、どう感じましたか。

 「本当に4年生として情けないです。やはり明治は4年生が象徴と言われている部分もある中で、下級生に引っ張られてばっかりです。4年生でミーティングとかもして、4年生がやらないとチームもまとまらないですし、一番上が背中で見せていかないといけないと思っていました」

 

――ご自身の得点を振り返ってください。

 「栗田さんからも入る時に、献身的な守備とゴールを決めるところを求められていました。ゴールシーンは、1点目に関しては草太(中村・政経3=前橋育英)が頑張ってくれて、最初はトラップして打とうと思ったのですけど、キーパーがコースを消していたので、ずらして逆に冷静になれたので良かったです。2点目に関しては、本当に草太がいいボール入れてくれたので、あとは冷静に流し込むだけでした。決められたので良かったです」

 

――今後のご自身の課題はありますか。

 「得点の部分もそうですけど、運動量や、もっともっと体のキレを戻していかないといけないです。次節まで1ヶ月以上空くので、そこでもっと別格じゃないですけど、もっと気合いを戻して大学サッカーを圧倒できるような選手になりたいです」

 

上林豪(商3=セレッソ大阪U―18)

――今日の守備陣はいかがでしたか。

 「相手のロングスローやCK(コーナーキック)が武器というのは頭に入っていました。それに対して全員が頭に入れてできていましたし、少し危ないシーンもありましたが全員でカバーしてくれました。後ろは試合を通して集中してできていたかなと思います」

 

――中断期間中に取り組みたいことはありますか。

 「実際『アミノバイタル®』カップのような一発勝負の試合に勝てなかったというのは、今の明治の実力だと思います。そういうところで勝ち切る強さをつけるために、やはり全員が練習自体も厳しくなると思いますが、その中でも全員で高め合いたいです。明治でプレーするにあたって求められていることは全員把握しているので、それを追い求めて死に物狂いでやるだけかなと思います」

 

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「これだけ期間が空くので誰が出るかも分からないですし、空いた期間で良かった選手がまた次のリーグ戦に出るだけだと思います。それに向けて自分としてはいい準備をして今まで通りやることと、出たら(失点を)ゼロで抑えて勝ちたいですし、優勝も諦めていないのでしっかりと勝ちにいきたいと思います」