(76)富士裾野トラックミート事後インタビュー③/堀颯介、綾一輝

2023.07.18

 関東の駅伝強豪校が集い、前半シーズンの締めくくりとして位置付けられる富士裾野トラックミート。明大からは5000メートル、1万メートルの全組に選手が出場し、夏合宿に向けて収穫や課題を得た。今回はレース後のコメントをお届けする。

 

第3回は堀颯介(商2=仙台育英)、綾一輝(理工1=八千代松陰)のインタビューです。

 

堀颯

――本日のレースを振り返っていかがでしたか。

 「組トップを狙っていたので着で悔しかったんですけど、全日本大学駅伝予選会(以下、全日本予選)の時よりは動きが良くなっているのでそういうところではいい収穫だったと思います」

 

――全日本予選以後変えたところはありましたか。

 「やはり全日本予選の敗因というか、明治が全日本大学駅伝(以下、全日本)に行けなかったのは自分が走れなかったことが原因だと思っています。本当に1秒を削り出せじゃないですけど、練習ではそういうところを意識していました」

 

――全日本予選後のチームの雰囲気はいかがですか。

 「ミーティングとかも普段よりも多くやって、チームとしても士気が上がってきました。やっぱり古豪と言われているんですけど、今はそんなことなくてこれから少しずつ上に上がっていかないといけないチームなので、そういった話し合いもできています。全日本は出られなかったですけど、その中でもいい方向に向かっているのかなと感じています」

 

――今後はどのようにチームを引っ張っていきたいですか。

 「今チームのエースとして森下(翔太・政経2=世羅)がいると思うんですけど、森下に勝てるくらいの選手というか、森下と競い合える選手にまずはなっていって最終的には明治のエースとして走れるように頑張りたいと思います」

 

――夏合宿に向けて取り組みたいことはありますか。

 「個人的にハーフマラソンの距離が苦手なので、やっぱり土台を作るのは夏合宿だと思っています。そういったところを気を付けていきたいのと、夏の走り込みが今後につながると思うのでそういうところでケガなどもせずに走り込んでいきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

綾一輝(理工1=八千代松陰)

 

――本日のレースを振り返っていかがでしたか。

 「天候も涼しくて走りやすいなとレース前は感じていて、今シーズン最後のレースということで13分台を出していい締めくくりにしようと自分の中では考えていました。それとは程遠い結果になってしまって、そこはちょっと見直さなければならないなと思いました」

 

――レースで感じた課題はありましたか。

 「後半疲れてくるとどうしても前への推進力というのがなくなってしまいます。そういったところで後半の粘りというのが一番の課題だなと思いました」

 

――夏合宿に向けてどういったところを改善していきたいですか。

 「自分自身、合宿っていうのが陸上生活を通して初めてで、高校の時はコロナ禍でなくなっちゃって。どういう感じでやるのか本当に初めてで分からないところなんですけど、想像だけでいうと要するに距離を踏むってことなのかなと思います。しっかりそこで基礎をもう一度作り直して、秋シーズンに向けてもう一度ためを作りたいなと思います」

 

――今後に向けて一言お願いします。

 「前半シーズンは自分の中で納得いく形では終われなかったんですけど、夏合宿を経て秋シーズンではしっかり結果を残せるような強い選手になれるようにしっかり努力していきます」

 

――ありがとうございました。

 

[菊地隼人]