(72)明大対法大定期大会事後インタビュー⑥/小林真名世、佐田龍昇、竹内一歩

2023.07.13

 今回で73回目を迎えた伝統の一戦・明大対法大定期大会。多くの選手が自己ベストを更新するなど勝負の夏に向け、現在の力を試す機会となった。今回はレース後の選手のコメントをお届けする。

 

 第6回は小林真名世(政経3=八王子)、佐田龍昇(法2=大分東明)、竹内一歩(商1=高知学芸)のインタビューです。

 

小林真

対抗男子400メートルH 4位 53秒06

――レースを振り返っていかがでしたか。

 「法大は400メートルHのレベルが高いので、前半しっかりいこうっていう意識はありました。しかし2台目で失敗して足が合わなくなってしまい、レース的には失敗でした。周りのレベルが高い中で走れて何が足りないのかっていうのが分かったので、後半シーズンにつながるレースだったと思っています」

 

――3週連続のレースでしたが、疲労の影響はありましたか。

 「疲労は練習での調整がしっかりできていたので、あまりなかったです。むしろ前回は200メートルを走ったので、自分の中で400メートルHを走り切れるかなという気持ち的な心配が少しありました」

 

――コンディションはいかがでしたか。

 「雨が最初降っていてこのまま強くなったら嫌だなと思っていましたが、気温が雨のおかげでそんなに上がらなかったので良かったです。結果的に自分の走る時は晴れていましたし風も止んでいたので、コンディション的には悪くなかったと思います」

 

――収穫と課題はありますか。

 「自分の歩数が決まっているので、スピードを上げたときにどうやってスピードを落とさずに走れるかが見えてきたかなって感じです。失敗した中でもタイムがそんなに悪くなかったので、そこを直せば52秒前半は今の状態でも狙えるかなと感じました。あとは最後粘れるように走り込みをしっかりしたいです」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「まだ日本学生対校選手権の標準記録が切れていないので、それを見据えてしっかり切りにいきたいです。また(標準記録を)切れなくてもそれが来年以降とか秋につながるように、ここからしっかり練習していければと思います」

 

――ありがとうございました。

佐田龍昇(法2=大分東明)

 

佐田

対抗男子400メートル 4位 50秒13

――レースを振り返っていかがでしたか。

 「正直に言うと今回のレースは全然良くなかったと思います。今回3週連続で大会があって、その3大会目だったということもあり疲労が溜まっていました。疲労が溜まっていたにしろもう少しやり方があったはずですが、上手くいかず良くない方向につながった気がします」

 

――コンディションはいかがでしたか。

 「今回は朝早くから雨が降っていて蒸し暑い中だったので、走りづらいなという感じは少しありました」

 

――目標はありましたか。

 「今から1ヵ月ほど次の大会まで期間が空くので、ここ最近ずっと調子が悪かった分それまでに勢いづけるために48秒台で走りたかったのですが、できなかったなという感じです」

 

――収穫と課題を教えてください。

 「本当に強いて言うなら3週連続で400メートルを走ってきたことはよくやったなと言ってあげたいと思います。とりあえず今は課題どうこうよりも調子が悪いという一言なので、まずはしっかりその調子を戻していくということが大事だと思います」

 

――大会の雰囲気はいかがでしたか。

 「自分も選手として立った時にとてもいい応援をしてもらいました。単純に見る時のみんなの雰囲気もいいと思うので、とても良かったと思います」

 

――次の大会は何になりますか。

 「400メートルだったら8月6日の富士北麓ワールドトライアルです」

 

――それに向けて意気込みをお願いします。

 「後輩にとても速い選手がたくさんいるのでその子たちと一緒に練習して調子を戻すことと、課題とする部分があるのでしっかり改善して挑んでいきたいです」

 

――ありがとうございました。

竹内一歩(商1=高知学芸)

 

竹内

対抗男子走り幅跳び 3位 6m64

――今回の試技を振り返っていかがでしたか。

 「最初の方はスピードにあまり乗れませんでした。4回目以降はスピードに乗ることを意識したらある程度は記録が出るようになったと思います」

 

――コンディションはいかがでしたか。

 「だいぶ悪かったです。1本目の試技の時に両足のふくらはぎをつってしまって、そこはコンディションが悪かったかなと思います」

 

――目標やプランはありましたか。

 「6メートル80以上は絶対行きたいと思っていて、それが今回の目標でした」

 

――収穫と課題を教えてください。

 「スピードに乗って跳ぶという感覚が少しは得られたと思います。助走のスピードが今は遅いので、速くしていきたいと思います」

 

――入学してから今までを振り返っていかがでしたか。

 「跳躍のコーチがいるのですが、その先生にいろいろ課題を教えてもらえることはとてもありがたいと感じています」

 

――これからに向けての意気込みをお願いします。

 「今年度中に7メートル20は跳びたいと考えています」

 

――ありがとうございました。

 

[石井遥、原田青空]