(67)明大対法大定期大会事後インタビュー①/中川秀一部長

2023.07.11

 今回で73回目を迎えた伝統の一戦・明大対法大定期大会(以下、明法戦)。多くの選手が自己ベストを更新するなど勝負の夏に向け、現在の力を試す機会となった。今回はレース後の選手のコメントをお届けする。

 

 第1回は中川秀一部長のインタビューです。

 

――今回の明法戦を振り返っていかがでしたか。

 「やっぱり法政大学のスタッフも選手も非常に爽やかな印象で、コロナ禍が明けてこういった交流戦をできて良かったなと思います」

 

――コロナ明けということで応援も声が出ていました。

 「非常ににぎやかで元気な感じがしましたよね。本当に良かったと思います」

 

――競走部として今大会はどのように位置付けていますか。

 「大事な場面で負け続けているような雰囲気で、関東インカレも1部残留したんですけど褒められるような成績とは言えなかったです。もう少し選手に明るくのびのび元気にやってほしいと私自身はすごく思っていて、スタッフもそういうふうに盛り上げてくれてキャプテンの木村くん(稜・政経4=乙訓)や村越くん(優汰・文3=横浜)みたいな応援団長も元気にやってくれて全員で頑張ろうって気持ちになっている気がします。この間明立戦もありましたけど、そういう交流戦を通じて親睦というか、皆で頑張ろうっていう気持ちになってくれたらいいんじゃないかなと思います」

 

――法大についてはどのような印象ですか。

 「法政は全部の分野に強い大学ですので、敵わないなって感じですけど、胸を借りるつもりで取り組んでいるというのがまず一つで、やっぱり短距離とかも法政の選手を見ながら一生懸命頑張っているところもあるんですよね。それから駅伝は重要なライバル校の一つだと思っています。全日本予選は法政も落ちてしまいましたが、また箱根は一緒に頑張ろうという感じで、本当に共に戦っている仲間という感じです」

 

――秋以降駅伝シーズンが始まりますが、短距離部門や競歩部門も含めてチーム全体のマネジメントをどのように行っていきたいですか。

 「マネジメントは基本的には園原(健弘監督)さんや現場スタッフにお任せしてるんです。ですがチームのマネジメントという意味では、チームとしての戦略をもう一度確認した方がいいと思って、これから戦略を練り直す話し合いをしていくと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[菊地隼人]