
(6)GOAT Challenge Cup試合後インタビュー 丸山詳真、中村柊志綺、石川涼
大盛況のうちに幕を閉じたGOAT Challenge Cup。アイスホッケー界では異例の1000人を超える観客が駆け付け、選手と観客が一体となって熱い試合を繰り広げた。今回は一日限りの夢の空間をつくり上げた選手、監督、主催者の方へのインタビューをお届けする。
第1回はFW丸山詳真(商4=北海道清水)、GK中村柊志綺(政経4=北海道清水)、GK石川涼(中大)のインタビューです。
丸山
――試合にはどのような気持ちで臨みましたか。
「今日は勝ち負けよりもイベント自体が盛り上がって成功できたらいいなと、その手助けができるように心掛けました」
――普段とは違うセットでの試合はいかがでしたか。
「普段は対戦相手として試合をしている選手と味方でやって、心強い部分もあったし、新鮮味があってずっと楽しかったです」
――今日のプレー全体を通していかがでしたか。
「海外の選手と対戦して、細かい部分だったり技術的な部分だったりと海外選手のレベルは高いなと感じました。それでも日本の大学生が劣ることなく試合ができていたかなと思います」
――海外チームの印象はいかがでしたか。
「パックを持っていない選手の動きだったり、得点を決めたときの気持ちがとても伝わってきたのですごいなと感じました」
――海外チームの選手の中で一番印象に残った選手はどなたですか。
「榛澤選手(力・Sacred Heart University)が一番印象に残りました。彼とは高校まで一緒にプレーをしていたというのもあり、スピードや状況判断、パックのコントロール力など細かいプレーの一つ一つがうまいなと感じました」
――訪れた観客に一言お願いします。
「アイスホッケーは世間的にみたらマイナースポーツだけど、こういうなかなかないイベントにわざわざ足を運び、応援をしてくださってありがたいですし、今後もアイスホッケーの発展に向けて引き続き応援していただけたらなと思います」
中村
――試合を振り返っていかがでしたか。
「今日は個人的にはかなり悪かったので、もう少しできたら良かったなとは思いました」
――相手で印象に残った選手はいらっしゃいましたか。
「佐藤選手(優・Torpedo Nizhny Novgorod)や榛澤選手は目立っていたかなと思います。佐藤選手は力強さとかスピードとか、テクニックもそうですし、大学にはいないようなすごい選手だなと思いました。榛澤選手はスキルが高い選手で、パスとかで際立っていたかなと思います」
――今回の試合で見つかった課題はありましたか。
「オフ期間で調整できてなかったということはあるのですが、スケーティングとか細かいところが今日は雑だったのかなと思います」
――海外と日本のホッケーの違いは感じましたか。
「海外の選手は一言で言うと、力強いことが印象的でした」
――観客の皆さんにメッセージをお願いします。
「今日はいっぱい来てくださって、会場を盛り上げてくれてありがとうございましたと伝えたいです」
石川
――会場の雰囲気はいかがでしたか。
「思ったよりお客さんが入っていて始まる前からわくわくして、すごく楽しんで試合に臨むことができました」
――試合前はどのような話がありましたか。
「寄せ集めというか初めてのチームなので、とりあえず楽しむことを一番に盛り上げて頑張ろうと話がありました」
――試合途中からの出場で難しさはありましたか。
「そうですね。リンクに乗るのも1カ月ぶりで、しかもアップが終わって体も冷えていたので。あとはリンクの状況も良くなくて、出だしの1本目(のシュート)で1失点したんですけど何とかその後は抑えられたので、難しかったけど良かったと思っています」
――海外勢のシュートを受けてみていかがでしたか。
「アメリカのリンクは狭く、すぐにシュートを打ってきたり、展開がとても早かったので、いつもより一歩早く動くように意識していました」
――来場した観客の方々に一言お願いします。
「今日の試合は日本が負けてしまったんですけど、とても面白い試合展開だったので、今後もホッケーを見る機会があったらぜひ見に来てほしいなと思います」
――ありがとうございました。
[倉田泰、阿部倖明]
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