(21)ルーキー紹介2023 Vol.6

2023.07.06

 大学サッカー界トップレベルの実力を誇る明大サッカー部。今年度も選ばれし16人が紫紺のユニホームを身にまといました。今後の関東大学サッカー1部リーグ戦(以下、リーグ戦)をさらに熱き戦いにし得る彼らにいくつか質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください! 

 

第6回は同じFWである2人の紹介です。

 

1、明大サッカー部を選んだ理由

2、選手やコーチとの関係性

3、今までのサッカー人生で印象に残ったプレーやシーン

4、趣味

5、自分にとってサッカーとは

6、プレーの長所

7、お互いについて

8、理想の選手像

9、目標

10、サポーターに一言

 

(写真:坂上(左)と高足(右)

 

[坂上輝(文1=浜松開誠館

 

1、日本の中でもトップレベルの環境でサッカーや学業を学べるから。また、人間性という部分で自分が一番成長できると感じたからです。

2、(選手同士は)ピッチ内だとお互いが全力で切磋琢磨(せっさたくま)し合ってレベルアップしていける関係性だと思います。(栗田大輔監督は)練習中は緊張感があって、その中で求められていることや要求されていることのレベルは高いと感じます。

3、高校3年生の時に、全国大会の2回戦で点を取ったことです。初めての全国という舞台で点を決めることができてすごく嬉しかった印象があります。

4、音楽を聞くことです。はやりの曲やプレイリストの人気の曲を聞いたりしています。

5、常にサッカーと関わって生きてきたので日常的なものでありますし、生活に欠かせなくなっているような感じがあります。

6、ハードワークをすることです。攻撃でも守備でもハードワークができることが特徴だと思います。

7、高足選手は普段はふざけていたりいたずらなところがありますが、サッカーになると強気なプレーが多く、そういう強気な部分を自分は尊敬しています。

8、カリム・ベンゼマ選手(現・アル・イテハド)です。点が取れるところやポストプレーや抜け出しなど、なんでもできるところが理想な選手です。

9、トップチームでレギュラーとして試合に出場して得点を取ることです。今はまだ試合に出られていませんが、これからリーグ戦やトーナメントが始まるので、そこに出て活躍することが自分の目標です。

10、明治大学体育会サッカー部に入部するに至って今まで支えてきて下さった方たちに感謝の気持ちを持ち、一番はサッカーの試合に出て活躍することが恩返しになると思うので、そういった姿を見せて感謝の気持ちを表現したいと思っています。

 

高足善(情コミ1=前橋育英)] 

 

1、練習参加した時に、一人一人のサッカーに対する熱量や人間性を見て、この大学に入れば自分が一番プロに近づけるし、人間性も磨かれると思い明治大学にしました。

2、指導者は、ピッチ内だとサッカーの細部を指摘してくれて、ピッチ外だと人間性を教えてくれます。選手はピッチに立ったら学年関係なく言い合えますし競争があります。

3、高校3年生のインターハイ決勝で点を決めたことです。1回戦から決勝まで点を決めることができなくて本当に苦しかったですが、決勝前のミーティングで自分が点を決めて勝つとチームに言って、有言実行出来たので嬉しかったです。

4、釣りをすることです。小学校の時からずっと釣りに行っていましたが、魚は食べられません。釣れるのですが食べられません(笑)。

5、生きがいかなと思います。小さい頃から勝負というところで自分は負けず嫌いで、勝った時は嬉しいし負けた時は悔しいというのがありました。それで本当に成長できていると思っているので、自分にとってサッカーは生きがいです。

6、身長が他の人より低い分、アジリティーなど身長が大きい人にはないような特徴があると思います。

7、坂上選手は、私生活だと同期の中でふざける側の人なのですが、ピッチに立ったら自分が持っていないキープや守備でのハードワークを持っているFWなので、いいライバルというか、いい同期です。

8、古橋選手(亨梧・現セルティックFC)を参考にしています。身長もあまり大きくない選手なのですが、セルティックや日本代表で点を取っていますし、クロスの入り方や動き出しなど一つ一つにこだわっていて、見ていて楽しいし自分も真似しなくてはいけないと思います。

9、今一番近い目標はレギュラーで出て点を決めて、明治の勝利に貢献するということです。4年間での目標は、人間性やサッカー面をこの4年間で必死に磨いて一流のプロ選手になることです。

10、今まで支えてくれた同期や家族が居なかったらここには入れていないと思うので、入れているありがたみをプレーで表現して、明治に貢献して、目に見える形で恩返ししたいと思います。

 

一番仲の良い選手にお互いの名を挙げた2人。FW同士で切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長をしていく2人の今後の姿に注目です。

 

[下元天花]

 

◆坂上輝(さかうえ・あきら)文1、浜松開誠館高校、180センチ・72キロ

◆高足善(たかあし・ぜん)情コミ1、前橋育英高校、158センチ・57キロ