
(64)明大対立大対校大会事後インタビュー⑤/杉彩文海
7月2日に行われた明大対立大対校大会。厳しい暑さの中でも自己ベストを更新する選手が現れるなど、収穫の多い大会となった。今回はレース後の競走部のインタビューをお届けする。
第5回は杉彩文海(文4=鳥栖工)のインタビューです。
杉
3000メートルオープン 2組1着 8分20秒43
――レース内容を振り返っていかがですか。
「本当は2分50秒で3周するという設定で行ったのですが、最初突っ込んで入り過ぎてしまいました。暑さもあったんですけど、そこが少し反省点だと思っています」
――教育実習からの復帰戦でしたが、レース感覚は取り戻せましたか。
「教育実習中はポイント練習、強めの動きというのがなかなか入れられなくて、教育実習が終わった後のポイント練習では少しきつい時がありました。今回のレースでは動きが戻ってきた感覚もありましたし、比較的よく走れたんじゃないかなと思います」
――今後も暑い中でのレースが続くと思いますが、対策や日頃の生活から意識していることはありますか。
「夏の暑さに対してはアップの時点で余計な消耗をしないように日陰で過ごしています。普段の生活でいえば冷たいものを飲み過ぎて内臓疲労を起こすこともあったので、そういった急激に冷たいものを摂取するのではなく、飲み物でも食べ物でも考えて取るようにしています。できるだけ体に負担がないようにということを意識して生活しています」
――教育実習に行かれてみていかがでしたか。
「普段の生活では触れられないような中学生の感性やフレッシュさを感じました。あとはやはり母校だったので自分が箱根駅伝(以下、箱根)を夢見たのが中学生の頃だったというのもあり、初めて箱根を目標にした頃の思いを再確認しました」
――生徒たちは杉選手が箱根を走ったことは知っていましたか。
「そうですね。結構学校の先生とかに気を遣ってもらっていろいろ箱根で走ったことを言ってもらったりしたんですけど、やはり箱根を知らない生徒も多かったです。いい意味で何の隔たりもなく接することができたので楽しくできました」
――次に出る大会は何になりますか。
「自分は富士裾野トラックミートの5000メートルに出る予定です」
――そこでは今レースを踏まえてどのような走りをしたいですか。
「今回は動きの確認ということが一つポイントでした。次は前半のトラックシーズン最後になるのでしっかりとタイムを狙って、今回のようにいい動きのイメージを持って今後のレースにつなげていけたらと思っています」
――ありがとうございました。
[松原輝]
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