
(63)明大対立大対校大会事後インタビュー④/児玉真輝
7月2日に行われた明大対立大対校大会(以下、明立戦)。厳しい暑さの中でも自己ベストを更新する選手が現れるなど、収穫の多い大会となった。今回はレース後の競走部のインタビューをお届けする。
第4回は児玉真輝(文4=鎌倉学園)のインタビューです。
児玉
対抗男子3000メートル 5位 8分25秒53
――レースを振り返ってください。
「いけるところまでいって、きつくなってきたら耐えるレースプランでした。しかし、意外ときつくなるのが早く、粘り切れませんでした」
――想定より苦しい展開になった原因はどのように考えていますか。
「ケガから復帰してまだ2カ月しか経っていないので、練習不足の面はあると思います」
――レースの位置付けを教えてください。
「スピード練習としての狙いがあったので、速さの刺激を入れることを意識しました」
――目標はどれくらい達成できましたか。
「序盤は速いペースで入ることができたので50~60%くらいは達成できたと思います」
――教育実習期間の影響はまだ残っていますか。
「普段は1日2回練習しているのですが、教育実習期間中は1日1回しか練習することができませんでした。そのため、復帰してから練習ペースを戻すことが大変でしたが今週くらいからやっと1日2回の練習に慣れてきた感じです」
――今回のレースを踏まえてこれからどのようなことに取り組んでいきますか。
「今年の一番の目標は箱根駅伝の2区を走ることなので、そこに向けて明大対法大定期大会では2分50秒のペースを目標に走りたいと思います」
――全日本予選を終えてチームの雰囲気に変化はありましたか。
「少しは改善されたと思います。もう少し頑張らなくてはと感じた選手たちがいて、例えば室田(安寿・情コミ2=宮崎日大)はもう一段階上を見据えるようになったと思います。そのような選手が出てきたので、全日本予選前よりはチームの雰囲気は良いと思います」
――行動面で具体的な変化ありましたか。
「馬場(勇一郎・政経4=中京大中京)を中心にチームの主力選手が集まってミーティングを行い、チームとして取り組まなければいけないことを確認しました」
――ミーティングで話した内容を教えてください。
「第一におのおのが自分にベクトルを向けて頑張るということを確認しました。他大学に目を向けて現状を意識し、レベルの高い人たちに勝つにはどうすればいいかを考え自分が強くなれるための行動をしようと話し合いました」
――最後に意気込みをお願いします。
「夏合宿が終わるまでは我慢の期間だと思っているので、我慢した分をその後の駅伝シーズンで放出したいと思います」
――ありがとうございました。
[島田五貴]
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