
(18)ルーキー紹介2023 Vol.3
大学サッカー界トップレベルの実力を誇る明大サッカー部。今年度も選ばれし16人が紫紺のユニホームを身にまといました。今後の関東大学サッカー1部リーグ戦をさらに熱き戦いにし得る彼らにいくつか質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!
第3回は同じDFである2人の紹介です。
1、明大サッカー部を選んだ理由
2、選手やコーチとの関係性
3、今までのサッカー人生で印象に残ったプレーやシーン
4、趣味
5、自分にとってサッカーとは
6、プレーの長所
7、お互いについて
8、理想の選手像
9、目標
10、サポーターに一言
(写真:新谷(左)と多久島(右))
[新谷陸斗(商1=東山)]
1、練習参加させていただいた時に、練習の質や雰囲気というのが圧倒的に他の大学と違っていました。ここでなら成長できる、ここでプレーしたいと思い明大を選びました。
2、栗田さんは人間性を一番に追求していて、その上でサッカーのことを真剣に教えてくださっているので、本当に尊敬しています。今自分がいるセカンドチームは鬼木コーチが見てくださっていて、駄目なところを一つ一つ教えてくれて、本当に真摯に向き合ってくれています。
3、高校の全日本高校選手権です。国立競技場で試合できたということや、PK戦までいった準決勝で勝ったということが自分の人生の中で1番嬉しかったです。サッカーをしている人であれば国立競技場は目指していると思うので、その中でプレーできて勝てたというのは。自分の中で良い経験になりました。これからの人生で活きてくると感じた試合でした。
4、映画を見ること。あとはプロサッカーの試合を見るのは好きというか、勉強になりますし、それが趣味です。
5、自分にとってサッカーとは、サッカーを始めた年長の頃から支えてきてくれた方に感謝を伝える、恩返しをする場所です。
6、自分は今SBでやっていますが、自分の技術を生かして攻撃を作る、チャンスメイクです。
7、多久島と仲良くなり始めたのが、今年の1月の高校選抜の時からなのですが、自分はその前から活躍を見ていて、多久島の存在は励みというか、自分の中でライバル視していました。今こうやって明治に来て一緒にプレーできているのは本当に嬉しいですし、得るものがたくさんあります。
8、自分は海外ではアーノルド選手のプレーを参考にしています。縦の推進力やクロスの質というところを世界相手にしているわけで、自分はまだ明治の中でも全くできていないので、そこは真似して足りないものというのを見て感じています。日本の選手だと、明治の卒業生で長友選手(平24政経卒=現FC東京)です。W杯に4回出場していて、明治で4年間積み上げたらあそこまでできるんだというのは、身近な存在の先輩として尊敬しています。
9、W杯に出場して優勝することです。まずはプロサッカー選手になることなので、この4年間は苦しい時期もあるとは思いますが、自分と向き合える4年間でもあるので、そこはポジティブに考えて妥協せずにこの4年間を過ごしたいと思います。
10、今はセカンドチームにいてトップチームに関わることがあまり少ないですが、Iリーグなどの明治を背負って戦う試合で、存在感を出して勝利に絶対貢献するので、応援よろしくお願いします。
[多久島良紀(文1=青森山田)]
1、先輩の藤森颯太さん(政経2=青森山田)に、本気でプロを目指しながら立派な人間性も備わった選手になりたいしていたので明治に入りました。
2、試合中に厳しいことを言ってくださったり、アドバイスをしてくれます。得点が入った時は一緒になって喜んでくださっているのを見たりしています。
3、高校3年生の選手権です。2年の冬から3年の秋までずっと怪我をしていて、なかなか試合に出て活躍することができなかったですし、親の目の前でプレーできることもありませんでした。最後の最後に選手権という大きな舞台で、親や支えてくれた監督やコーチの前でプレーできたというのは一番印象に残っています。
4、サッカーを中心に見ていますが、野球などの他のスポーツもたまに見ます。あとは音楽を聞いてリラックスしています。
5、感謝を伝えられる唯一の手段です。5歳くらいの時からサッカーを始めて親には本当に苦労をかけましたが、それに対する感謝を表現できるのはサッカーしかないと思っています。
6、対人のところと、攻守におけるヘディング、あとはロングフィードです。
7、新谷とは2年生の時に対戦していて、そのときから知ってはいましたが、初めて話したのは今年の1月初めでした。最初は少し怖いイメージというか、あまり自分から話しかけなさそうなタイプだと思っていましたが、新谷の方から話しかけてくれて自分が思っていたイメージとは違って優しくて面白かったです。サッカーではカバーリングを参考にしていましたし、選考会の時もライバル視していました。今は一緒の明治で、ここまでいい関係で来ることができて良かったと思います。
8、リバプールのファンダイク選手です。対人やヘディング、ロングフィードなど一発で局面を変えられるところは本当に参考しています。身近なところでは、明治の4年生の先輩である岡選手(哲平・政経4=FC東京U―18)です。左SBという同じポジションですが、両足で蹴ることができて、対人やヘディングも強いので、参考にしていて尊敬している先輩です。
9、将来的にはプロサッカー選手になって、海外で圧倒的な存在感を出せる選手になりたいと思っています。近い目標だと尊敬できる先輩で岡選手を上げましたが、尊敬するだけでなく超えるために努力しなければいけないですし、一日一日を大切にしていかなくてはいけないので、まずはスタメンになって明治の勝利に貢献したいです。
10、自分はまだトップチームの試合に出場できていないので、まずはスタメンになって自分の強みを出します。明治の勝利に貢献するので、引き続き応援をよろしくお願いします。
取材中はサッカーについて真剣にお話をして下さいました。DF同士で切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長をしていく2人の今後の姿に注目です。
[下元天花]
◆新谷陸斗(しんたに・りくと)商1、東山高校、176センチ、69キロ
◆多久島良紀(たくしま・よしき)文1、青森山田高校、181センチ、76キロ
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