(16)ルーキー紹介2023 Vol.1

2023.07.01

 大学サッカー界トップレベルの実力を誇る明大サッカー部。今年度も選ばれし16人が紫紺のユニホームを身にまといました。今後の関東大学サッカー1部リーグ戦をさらに熱き戦いにし得る彼らにいくつか質問に答えてもらいました。ぜひご覧ください!


第1回は、高校時代それぞれ異なるクラブチームに所属していながら、同じポジションを務める2人の紹介です。

 

1、明大サッカー部を選んだ理由

2、選手やコーチとの関係性

3、今までのサッカー人生で印象に残ったプレーやシーン

4、趣味

5、自分にとってサッカーとは

6、プレーの長所

7、お互いについて

8、理想の選手像

9、目標

10、サポーターに一言

 (写真:堀米(左)と稲垣(右))

[稲垣篤志(法1=浦和レッズユース)]

 

1、高校生の時にプロに上がるか、大学に行くかという選択肢があって、やはり高校を卒業してプロになることと大学を卒業してプロになることは違うと思いました。そこで大学を経由してプロになる選択肢をして、どこでプレーするかを考えた時にサッカー面以外の人間性の部分や大学生活を考えて、明治を選びました。

2、自分は同じ高校からアルディージャの3人がいて、高校は違うチームでしたが、大学で一緒にプレーできていることはとても嬉しいですし、代表で何人か同じだった人もいるので、また同じチームでできることは嬉しいです。

3、高校2年生で浦和レッズと大宮アルディージャのプレミアリーグで自分たちのホームで試合した時の決勝点のアシストです。あの試合は元々、結果的に高円宮杯プレミアリーグも一緒だったけど浦和レッズと大宮アルディージャはみんな埼玉の中でも熱い気持ちで特にプレーしていて、そこで結果を出せたことが良かったです。

4、釣りです。

5、幼稚園の頃から親の影響で始めて、自分の人生でサッカーが無いことは考えられないくらい大事です。

6、サイドバックですが、オーバーラップやディフェンスでも、クロスで絡めることができる部分です。スピードも強みだと思います。

7、堀米はやはり一般生として入学したので、スポーツ推薦と入部の仕方も違いました。入部テストがあって、みんなの前で走りテストをやって入部できたのですが、その走りがすごくしんどいにも関わらず、しっかりタイムに入っていました。忍耐力や明治にかける思いに期待しています。

8、同じポジションで、高校の時のチームの先輩の酒井宏樹(浦和レッズ)選手、海外だとカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)選手でNo.1サイドバックとして名高い選手です。

9、自分はトップチームで何度か試合に出ていて、その中でも国士大戦を取りきれなかった時に課題が出たので、これから始まる大会で貢献できたらなと思います。

10、日頃からサポートや応援をしてくださりありがとうございます。そしてスタジアムやピッチで自分がプレーしている姿を見に来て欲しいです。4年後プロになった時に、ファンやサポーターが、稲垣がプロに上がったからプロも見に行こうとなってくれることを理想としているので、まずは明治で頑張りたいです。

 

[堀米岳斗(商1=松本山雅U―18)]

 

1、高校生の時練習に参加して、今まで経験したことのない強度や質を体験したことと、ピッチ外でも人として成長できそうだと感じたので、ここでサッカーしたいと思って選びました。

2、同期みんな仲良いです。

3、高校2年のクラブユースの時に、勝ったら全国が決まる試合でチームが負けていて、その時に少しイライラして退場してしまって自分としての弱さが出たので、そこから人間として成長しなければいけないと思い、いい教訓になっています。

4、YouTubeを見ることです。

5、小学校から始めたのですが自分の中で一番楽しいものです。

6、運動量の部分です。

7、第一印象は、明るそうで話しやすそうと感じましたし、実際もそうでした。

8、日本では明治大学から出た長友佑都(FC東京)選手や森下龍矢選手(名古屋グランパス)のように代表でも活躍できる強い選手になりたいですし、なれるように頑張りたいです。

9、できるだけ早くトップチームに上がって試合に出ることです。

10、支えてくださっている人に元気や勇気を与えられるように頑張っていきたいです。

 

今回はより詳しく選手たちのことを知るために、いくつか追加の質問にも答えてもらいました。

――先輩方との関係性はいかがですか。

稲垣:今年は例年と比べて先輩方が優しいことを聞いているので、コミュニケーションが取りやすいです。

堀米:寮ではないので寮のことは分からないのですが、先輩方が優しくしてくれています。

 

――先輩では、佐藤恵允(文4=実践学園)選手が活躍されていますがそういった選手の存在をどう感じていますか。

稲垣:自分はU―20の日本代表に帯同させてもらった時に、日の丸をつけて活躍することと明治でプレーすることは大きく違うと感じました。高校時代から努力してきて代表にいることがすごいですし、自分も、3年後4年後にU―20のW杯があるのでそこに向けて恵允さんのように明治でやっていけたらなと思います。

堀米:やはり明大で結果を残せば代表は可能性のある話だと日々感じているので、ここでしっかり頑張っていきたいと思っています。

 

クラブユース出身の2人。明大サッカー部にかける熱い思いを語ってくれました。今後の活躍に期待です!!

 

[田上愛子]

 

◆稲垣篤志(いながき・あつし)法1、浦和レッズユース、177センチ・76キロ

◆堀米岳斗(ほりごめ・たけと)商1、松本山雅U―18、180センチ・74キロ