(23) RISE OF ROOKIES〜ルーキー特集2023〜 檜山蒼介「仲間と切磋琢磨(せっさたくま)して成長を」

2023.06.16

 22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)


 第16回は檜山蒼介(情コミ1=尾道)のインタビューをお送りします。(この取材は5月13日に行われたものです)

 

――ラグビーはいつ頃始められましたか。

 「友人の父親に勧められて4歳の頃に始めました」

 

――明大に進学を決めた理由を教えて下さい。

 「高校の頃の先輩が明大にいて、その人に憧れて進学しました」

 

――その先輩のお名前を伺ってもいいですか。

 「山川(遥之・営2=尾道)選手です」

 

――入学する前と後で明大ラグビー部へのイメージに変化はありましたか。

 「そこまで大きな変化はないですけど、練習のしんどさとか上を目指していく部活っていうところで高校との違いを感じたので、そこは結構インパクトがありました」

 

――明大での練習の感想を率直に教えてください。

 「きついです。でも先輩方がとても優しくしてくれますし、とても楽しいです」

 

――高校3年間を振り返ってみていかがですか。

 「高校では1年生からずっと花園に出場させてもらって、3年生になってからは高校日本代表にも選ばせてもらって、尾道でしかできないことを経験できたかなっていうのがあります。尾道の取り組みとして地域清掃だったり、地域のお祭りに参加したりしました。3年生の頃はシード校に勝つことができて、それは個人的にすごくいい思い出ですね」

 

――高校時代の一番記憶に残っている試合を教えてください。

 「やっぱり高校3年生の時の全国高校大会(以下、花園)2回戦の常翔学園高戦です」

 

――檜山選手のアピールポイントはフィジカルとキャリースピードと拝見しましたが、現時点でそこを生かせる機会はありましたか。

 「まだ自分が思うようなプレーや強みをアピールできるプレーができていないので、今後アピールできるように頑張っていきたいですね」

 

――ライバル視している選手はいらっしゃいますか。

 「特に同じポジションでやっている選手に田代(大介・営1=大分舞鶴)がいるんですけど、ポジションが同じなので同学年ではそいつに負けたくないなっていうのがあります」

 

――今年度の目標を教えてください。

「なるべく早く紫紺のジャージーを着たいと思っているので、少しでも早く着られるように頑張りたいと思っています」

 

――大学4年間を通して成し遂げたいことを教えてください。

 「言ってしまえばラグビーは人生の一部にしか過ぎないと思っています。なので、社会に出ていく上で大事なことを明大で学んでいきたいなと思っています」

 

――大学生活を終えてからもラグビーは続けられますか。
  「今のところ続ける予定なので、プロになれたらなと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[成田美彩子]

 

◆檜山 蒼介(ひやま・そうすけ)情コミ1、尾道高、176センチ・105キロ

幼い頃から釣りが趣味の檜山選手だが人口の多い東京に絶賛苦戦中。「僕自身人混みがあまり好きじゃないので(笑)」。ぜひ東京でもいい釣り場を見つけてほしい。