
(22) RISE OF ROOKIES~ルーキー特集2023~ 長橋駿「紫紺のジャージーを目指して」
22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第15回は長橋駿(情コミ1=明大中野)のインタビューをお送りします。(この取材は5月12日に行われたものです)
――明大ラグビー部に入部した理由を教えてください。
「小さい頃に父に連れられて明早戦をよく見に行っていました。そこで活躍する先輩方の姿を見て、憧れを持ったので明大ラグビー部に入りました」
――ラグビーを始めた時期ときっかけを教えてください。
「ラグビー部を始めたのは幼稚園の年中からで、父に連れられて体験に行ったのがきっかけです」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「自分たちの代はコロナ禍が直撃したので、3年間があっという間に感じました。ですが、自分は中学生から明大中野のラグビー部でプレーしていたので、6年間仲間と一緒にラグビーができてとても楽しかったです」
――高校で一番印象に残っている試合はありますか。
「高校2年生のときの成蹊高校との花園予選準決勝です。自分たちの中では勝てると思っていたのですが、試合当日は雨が降っていてボールが滑りやすい状態でした。その中で自分たちのミスが多くなってしまい、相手に押し込まれて勝ち切ることができず悔しい思いをしたので、その試合が一番忘れられないです」
――高校時代大変だったことはありますか。
「明大中野のラグビー部は普段なら明大八幡山グラウンドを使っていたのですが、コロナ禍の影響で練習場所を探して転々としていたので、移動が一番大変でした」
――明大ラグビー部に入って新しく学んだことはありますか。
「規律の大切さです。まだ入って3か月なので、技術面よりも生活やプレーでの人間性について学ぶことが多いです」
――アピールポイントをお願いします。
「自分の武器は正確なパスとクイックなハンドリングです」
――目標としている選手を教えてください。
「自分が目標としている選手は、イングランド代表のマーカス・スミス選手です。スタンドオフとしても、センターとしてもボールキャリーはもちろん、ステップのキレも凄いうえに状況判断もうまく、ロングパスもできます。あらゆる面で見ていて面白いと感じるので、憧れています」
――ラグビーの醍醐味を教えてください。
「コンタクトプレーが魅力だと思います。その点で試合の勝負が決まるというところがラグビーの唯一の特性だと思います」
――今年度の目標を教えてください。
「80分間戦い続けることができる体を作るために、フィットネスや筋力トレーニングを頑張りたいです。また、大学の勉強もおろそかにせずにメリハリのついた生活をしていきたいです」
――大学4年間の目標をお願いします。
「紫紺のジャージーを着てプレーすることです」
――ありがとうございました。
[晴山赳生]
◆長橋 駿(ながはし・しゅん)情コミ1、明大中野高、172センチ・82キロ
ひとたび寝ると熟睡してなかなか起きないという長橋選手!「夜中寝ている時に緊急地震速報が鳴ったみたいで、みんな起きちゃったらしいんですけど、自分は全く気づきませんでした(笑)」。
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