
(19)RISE OF ROOKIES〜ルーキー特集2023〜 田中景翔「優勝が狙えるチームに」
22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第12回は田中景翔(文1=常翔学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月25日に行われたものです)。
――明大に進学した理由を教えてください。
「僕が高校1年生の時に試合を見て、どんどん前に出て戦っている姿に憧れて入りました。あと、僕自身が中学高校で優勝ができなくて、優勝が狙えるチームに行きたいと思って明治大学を志望しました」
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「父が元々高校、大学でラグビーをしていて、小学校2年ぐらいの時に『ラグビーやらんか』と言われてラグビーの体験会に行ったのが始まりです」
――競技を始めた時のラグビーに対する印象はいかがでしたか。
「最初は本当に嫌で(笑)。全然楽しくなくないなと思っていたのですが、試合に出て活躍したらそれがうれしくてもっとうまくなりたいという気持ちが出てきました。そこから練習して頑張ってやってきたという感じです」
――高校3年間の中で一番印象に残っている試合を教えてください。
「やはり最後の尾道戦です。1点差で終わったというのもありますし、3年間が終わった試合でもあって、悔しい気持ちが一番残った試合です」
――高校3年間で印象に残っていることはありますか。
「いっぱいあるんですけど、野上先生からラグビーのことやラグビー以外のことも一から丁寧に教えていただきました。今の僕があるのも野上先生が教えていただいたおかげだと思っています。監督が代わってしまった時に『お前ならいけるから、お前やったら優勝できるから頑張れよ』という言葉を掛けていただいて、絶対恩返ししたいなという気持ちが芽生えて必死に頑張りました」
――明大ではどういう4年間にしたいですか。
「まずは野上先生に教えていただいたように悔いが残らないように一日一日の練習を必死で積極的に頑張って、早くAチームに入って紫紺を着て頑張りたいと思います。先輩方全員のレベルが高くて僕も一生懸命ついて行こうと頑張っていて、プレー面ではやっぱり持ち味のパスとテンポを生かして、ポイントによって早くさばくのを意識しています」
――ここなら負けないというアピールポイントを教えてください。
「パススピードとタックルは結構自信があります」
――今年度の1年生は早くから紫紺が着る人が多いですがいかがですか。
「やはり同期のメンバーが出て頑張っててうれしいなという気持ちもある反面、何人かもう出ているので悔しいなという気持ちともっと頑張って追い付かないといけないなという気持ちがあります」
――今後の意気込みをお願いします。
「まずは紫紺を着て試合に出ることが目標なので、一日一日の練習を悔いなく頑張って、1年からAチームのメンバーに入れるように努力して頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[安室帆海]
◆田中 景翔(たなか・けいと)文1、常翔学園高、169センチ・69キロ
東京に来て驚いたことは電車の路線が多すぎること。「はじめはちょっと迷子になって分からなくなったんですけど、徐々に慣れてきて頑張ってます」
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