
(15)RISE OF ROOKIES〜ルーキー特集2023〜 木谷光「上のチームで通用する選手になりたい」
22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第8回は木谷光(商1=報徳学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月15日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「明治大学はラグビーが強いだけではなくて、文武両道もちゃんとしている大学だと感じていました。ラグビーを今後していく中で、もしプロに入ったとしても、その後にラグビーだけじゃ生きていけないと思います。そういった面で勉強面もしっかり学んでいける大学だったので選びました」
――高校時代の明大への印象はいかがでしたか。
「やっぱりFWが強い印象のチームで、自分もFWなので、そのFWの一員になりたいなと思うようなチームでした」
――高校3年間を振り返っていかがですか。
「とても楽しくて、あっという間に過ぎました。最初の方はコロナとかでいろいろ大変なこともあったんですけど、その3年間でも楽しむことができ、とてもいい3年間でした」
――高校時代、印象に残っている試合はありますか。
「(高校3年次の)花園での決勝もそうなんですけど、仰星(東海大仰星高)戦がやっぱり印象に残っています。1個上の代で同じ場所で仰星に負けていて、そのリベンジを果たせたので印象が強いです」
――大学の練習はいかがですか。
「接点とかはやっぱり全然強さが違うので、30分から40分に試合時間が変わり、フィットネスにも重点を置いているのでちょっとしんどいです」
――寮生活はいかがですか。
「最初は4人1部屋で抵抗があったんですけど、だいぶその生活にも慣れてきて、今は楽しんで生活することができています」
――大学ラグビーの試合に実際出てみての印象はいかがですか。
「やっぱり接点の強さがすごくあって、高校と違ってすぐに体力が切れる中、試合時間も延びているので、もっとフィットネスを上げていかないといけないなと感じます」
――自身の強みはどの部分だと考えていますか。
「まだ修正するところばっかりですが、(関東大学春季交流大会)流経戦でのスローがあまり落ち着かなかった中、早稲田戦ではスローの安定を図ることができました。そこは強みにして他の部分を伸ばしつつ、もっとラインアウトの精度を上げていきたいです」
――今、重点的に取り組んでいることはありますか。
「スクラムに重点を置いています。低さとかファーストヒットの細かいところにこだわってコーチにいろいろアドバイスをもらいながら日々練習をしています」
――尊敬している先輩はいらっしゃいますか。
「部屋長の山本嶺二郎(法4=京都成章)さんなんですけど、毎日規則正しい生活をしていて、ラグビー面ではなくてオフザフィールドの部分でもしっかりしている人なので、尊敬しています。自分もチームから頼られる存在になりたいと思います」
――これからの意気込みをお願いします。
「まだセットプレーやフィールドプレーは上級生たちには追い付けていないので、そこをもっと磨いて、上のチームで戦う時に通用する選手になっていきたいです」
――ありがとうございました。
[廣末直希]
◆木谷 光(きたに・ひかる)、商1、報徳学園高、182センチ・108キロ
趣味は釣りの木谷選手。「高校時代にハマり、同期の伊藤利江人(商1=報徳学園)と淡路島などによく行っていました」。今までで釣れた最長の魚はヒラメだそう。
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