
(14)RISE OF ROOKIES〜ルーキー特集2023〜 亀井秋穂「高校時代からの夢を大学で」
22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第7回は亀井秋穂(政経1=長崎北陽台)のインタビューをお送りします。(この取材は5月12日に行われたものです)
――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
「もともと父がラグビーをやっていて兄もラグビーをやっていたので、それに自分も影響されてやり始めました」
――明大に進学を決めた理由を教えてください。
「父が明大出身で、それが理由で小さい頃から明治のラグビーを観ていたんですけど、早明戦とかすごくかっこいいなと思って、明大ラグビー部の4年生の兄からも楽しいよって聞いたんで明大に行こうと決めました」
――大学でラグビーをしていて高校時代と差を感じることはありますか。
「大学は練習がきついって聞いていたんですけど、練習時間が短いので結構集中してやるって感じで、高校の頃も短期間で頭を使うっていう練習だったんで、個人的に大きな違いはないかなと思います」
――高校時代には日本代表など幅広い活躍をされていたと思いますが、高校3年間を振り返っていかがですか。
「高校には白丸(筑波大)っていうライバルであり友達でもある存在がずっといたんで、彼のおかげで成長できた部分はありました。自分は中学の時は県の選抜にも入れなかったんですけど、高校では県選抜や日本代表にもなれて、とてもいい成長ができたかなって思う3年間でした」
――ライバル視している選手はいらっしゃいますか。
「ライバル視かぁ。さっきも話した筑波大の白丸智乃祐でお願いします」
――フィールドに立つ自分は客観的に見てどのような選手だと思いますか。
「自分は体重が軽いのもあって、客観的に見たらアグレッシブに動ける、周りより機動力が高い選手に見えると思います」
――実際に試合に出場してみて見つかった課題を教えてください。
「体が細いので、フィジカルでの負けであったり、ボールキャリーでのすぐ倒れてしまうところであったりが課題だと思います」
――試合前のルーティーンはありますか。
「音楽を聴いたりしますね。チャーリープースの『Look at me now』とか」
――今年度と大学4年間を通しての目標をそれぞれ教えてください。
「今年度の目標は、前にも言ったサイズアップをしてAチームのメンバーに絡める選手になることです。4年間の目標には、高校の時には成し得なかった日本一という目標を、自分がレギュラーとして試合に出場し達成することを掲げています」
――ありがとうございました。
[成田美彩子]
◆亀井 秋穂(かめい・しゅうすい)政経1、長崎北陽台高、191センチ・83キロ
東京は駅のホームも人も多く、まだ慣れないが楽しんでいる様子。4年生で選手として活躍している兄の亀井茜風(政経4=長崎北陽台)とは仲良しとのこと。「家では仲いいです(笑)」
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