
(51)日本選手権兼U20日本選手権事後インタビュー⑤/川津靖生、原田真聡
4日間にかけて行われた日本選手権兼U20日本選手権。明大からは9人の選手が出場し、日本一の座を争った。今回は選手たちのレース後の声をお届けする。
第5回は川津靖生(法1=明星学園)、原田真聡(文1=東農大二)のインタビューです。(この取材は6月2、4日に対面および電話で行われたものです)
川津
U20男子200メートル決勝4位 21秒42
――決勝のレースを振り返っていかがでしたか。
「僕の強みであるコーナリングをしっかりと発揮できたレースだったと思います。あとは、コーナーを抜けてからの体力面や技術面を磨いていこうと思います」
――4位という結果はどのように捉えていますか。
「単純にとても悔しいですし、高校生に負けたというのは精神面としてもつらかったです。その悔しさをバネにまた練習を頑張ります」
――コンディションはいかがでしたか。
「体力がないという自覚はあったので、ちゃんと最初から飛ばさずにいってスピードにも乗れたので良かったと思います」
――課題はありましたか。
「体力面がやはり一番の課題としてあります。スピードが出ていても体力がなかったら意味がないので、持久力や体力を付けて頑張ります」
――日本選手権の雰囲気はいかがでしたか。
「雰囲気自体は関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)より少し緊張感があって、自分の精神的にいい刺激になりました。楽しめたので良かったと思います」
――雨天でのレースでしたが、影響はありましたか。
「自分は雨男なので(笑)。関東インカレの4×100メートルRも雨に降られていたので、雨に関してあまり抵抗はないです。慣れているというか、あまり影響はなかったです」
――今後の意気込みをお願いします。
「次の試合で100メートルに出るので、今回つかんだスピードを生かしたレースになればと思います」
――ありがとうございました。
原田真聡(文1=東農大二)
原田
U20男子400メートル決勝2位 46秒97
――準優勝という結果はどのように捉えていますか。
「目標としていた46秒台が出てうれしい反面、優勝も狙っていたので正直悔しい気持ちもあります」
――関東インカレ、予選、決勝と自己ベスト更新が続いていますが、それに関してはいかがですか。
「大会に向けて調整がうまくいっていました。自己ベスト更新を大会ごとに目指していたのでうれしいです」
――47秒切りは狙っていましたか。
「予選から46秒台を出して決勝につなげることを目標にしていました。予選であと少しのところでいけなかったので、そこを切り替えて決勝でという形で臨みました」
――関東インカレでは後半出し切れないことが課題と話していましたが、今回は克服できましたか。
「前回の反省を生かして後半に耐える練習を積んだので、関東インカレよりかはうまく動かすことができました」
――決勝ではインターハイで戦った冨永選手(順大)もいましたが、意識はしましたか。
「優勝候補の一人で冨永がいて、絶対勝つぞという思いをもって挑みました。ここで負けたのは少し悔しいという思いがあります」
――U20日本選手権の舞台はいかがでしたか。
「関東インカレとはまた違った緊張感が漂う中でレースができたので、そこはとても楽しかったです」
――今後の意気込みをお願いします。
「今大会もあったので6月中は少し休息を取ろうと思います。7月は群馬県選手権に参加する予定なので、そこからまたレースに挑めたらいいと思います」
――ありがとうございました。
[石井遥]
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