(49)日本選手権兼U20日本選手権事後インタビュー③/馬場勇一郎、乙守勇志、加世堂懸

2023.06.06

 4日間にかけて行われた日本選手権兼U20日本選手権。明大からは9人の選手が出場し、日本一の座を争った。今回は選手たちのレース後の声をお届けする。

 

 第3回は馬場勇一郎(政経4=中京大中京)、乙守勇志(政経1=大阪)、加世堂懸(商1=仙台育英)のインタビューです。

 

馬場

男子1500メートル予選2組6着 3分50秒47

――レース後の心境はいかがですか。

 「2年前の日本選手権と比べるとやり切れたという気持ちはすごく大きいです。結果に関しては決勝に行きたかったので満足はしていないのですが、現状の力を出し切れたという点では満足しています」

 

――日本選手権の舞台はいかがでしたか。

 「日本一を決める舞台でわくわくしました。走っているメンバーは一緒でそこはいつも通りなので関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)よりいい緊張感で臨めたと思います」

 

――今回の収穫は何でしょうか。

 「後半ラスト100メートルのところで関東インカレよりも動く感覚があったので良かったです。関東インカレが終わってから2週間の練習が自分でもいい感じでできていたので、そこがしっかりレースに出たと感じました」

 

――その2週間で意識して取り組んだことは何でしょうか。

 「1週間の走行距離を管理しながらポイント練習をしっかり行うことを意識しました」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023を人生で最後、全力で走る1500メートルの2本にしたいと思っています。中距離選手引退までにもう少し動けると思っているので、1年生の頃から目標にしていた3分40秒切りができるようタイムを狙って頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 乙守勇志(政経1=大阪)

乙守

U20男子1500メートル決勝7位 3分49秒19

――予選のレースの振り返りをお願いします。

 「日本学生個人選手権や関東インカレを通して成長したので、予選は今まで自分が苦手としていたスローペースからのラスト勝負を上手に対応できたと思います」

 

――収穫は何でしょうか。

 「1500メートルの練習を通してラストスパートの力であったり、スピードの持久力が上がったと思います」

 

――地元での日本選手権はいかがでしたか。

 「試合で待機している際にいろいろな先生方が話しかけてくださって、自分もリラックスして走ることができました」

 

――次はどの大会に出場されますか。

 「日体大競技会で今シーズン初の5000メートルに出場するので、しっかりそこで記録を狙いたいと思います」

 

――駅伝シーズンに向けて強化したいことはありますか。

 「自分はまだまだ20キロのような距離を走れないと思うので、夏合宿を通して距離を踏んで対応していきたいと思います」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「前半シーズンは1500メートルに取り組んで自分が苦手だったスピード力をしっかり付けることができたので、これから距離を伸ばしても生かせるよう頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

加世堂懸(商1=仙台育英)

加世堂

U20男子1500メートル決勝6位 3分48秒57

――レースを振り返っていかがでしたか。

 「今までの競技人生の中で全国大会で結果を残すことができなかったので、入賞できて少し安心しました。しかし、たくさん課題があったと思うレースでした」

 

――コンディションはいかがでしたか。

 「関東インカレが終わってからその悔しさを晴らそうという思いで練習に打ち込んでいました。状態は上がっていたのでもう少し走れると思ったのですが、周りが強かったです」

 

――予選の振り返りをお願いします。

 「1組目がスローペースだったので、タイムで決勝に行けると思っていました。しかし、思ったよりラストが動かなかったので決勝に進めるか不安でしたが、なんとか走れたと思います」

 

――収穫はありましたか。

 「大舞台で少しプレッシャーに強くなったということと、1500メートルを1日1本ずつ走ったことは大学に入ってから初めてだったのでその面は収穫だと思います」

 

――課題はありましたか。

 「ラストの切り替えがまだできていないということと、もう少しプレッシャーや緊張に勝ちたいと思います」

 

――今後の意気込みをお願いします。

 「これから5000メートルに挑戦していきたいと思っているので、長い距離にもしっかり対応できるように頑張っていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

日向子、桑原涼也、石井遥]