
(48)日本選手権兼U20日本選手権事後インタビュー②/綾一輝、大湊柊翔
4日間にかけて行われた日本選手権兼U20日本選手権。明大からは9人の選手が出場し、日本一の座を争った。今回は選手たちのレース後の声をお届けする。
第2回は綾一輝(理工1=八千代松陰)、大湊柊翔(情コミ1=学法石川)のインタビューです。
綾
U20男子5000メートル決勝4位 14分07秒74
――レースを振り返ってください。
「これまでは消極的に後ろから入ってしまい、力を発揮できずにレースを終えてしまっていました。なので、今回は勝ち負けではなく自分から積極的なレースをしていくことを念頭に置いて走りました」
――コンディションはいかがでしたか。
「ある程度調子を合わせることができたと思っていたのですが、関東学生対校選手権から期間が短かったので大変でした」
――タイムや順位での目標はありましたか。
「タイム自体は特に決めていなくて、順位は表彰台を狙っていました。しかし、それ以上に自分の今ある力を出し切りたいと思っていてその中で結果が付いてくればいいと考えていました」
――大湊選手とお話はされましたか。
「レース前はお互い(力を)出し切ろうという話をしました。レース後はお互い満足できる結果ではなかったのですが、これから1番重要な全日本大学駅伝予選会(以下、全日本予選)が控えているのでそこに向けて合わせていこうと話をしました」
――全日本予選ではどのような走りがしたいですか。
「明治大学が予選通過できるように、今回のような積極的なレースをしたいです。先輩方や同期のことを信じてしっかりと自分の走りをすれば絶対に全日本予選は通過すると思っているので堂々と走りたいと思います」
――今後への意気込みをお願いします。
「今回は収穫や課題がたくさんあって悔しい気持ちもありますが、それ以上に初めて大学のレースで出し切れた感じがしました。なので、これで満足するのではなく次どうするべきか、これから何をするべきかを自分は分かっているのでしっかりと取り組んでいきたいと思います」
――ありがとうございました。
大湊柊翔(情コミ1=学法石川)
大湊
U20男子5000メートル決勝9位 14分33秒43
――レースを終えて今の気持ちを教えてください。
「正直勝負できなくて悔しい気持ちがあります。自分は大学に入学してから体調を崩してしまって補助員など裏方の仕事を経験したのでそういう人たちに支えてもらっているんだなというのを感じながら大学デビュー戦を走ることができました。悔しい気持ちもありますがまずは第一歩、これからという気持ちです」
――入学してからどのように過ごされましたか。
「入寮して3日ぐらいで体調を崩してしまいました。回復してから1週間走ったのですがまた体調を崩してしまったので合計1カ月ぐらい休むことになってしまいました。復帰後は補強などから始めて大会でも補助員に回りながら、時間をうまく使って走ってU20日本選手権に合わせることができたのでよかったです」
――体調を崩されたのは環境の変化などの影響ですか。
「環境の変化の影響が大きいです。今は寮生活にもようやく慣れてきたという感じです」
――全日本予選への思いを聞かせてください。
「チームに貢献できるように全日本予選を走るという気持ちで切り替えて、残り2週間合わせていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、桑原涼也]
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