
(11)RISE OF ROOKIES~ルーキー特集2023~ 海老澤琥珀「いろんな人に恩返しを」
22人のフレッシュマンが、今年度100周年を迎える明大ラグビー部の門を叩いた。輝く未来に向かって、100周年の歴史に新たな風を吹き起こすだろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代のエピソードや4年間に懸ける思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第4回は海老澤琥珀(情コミ1=報徳学園)のインタビューをお送りします。(この取材は5月12日に行われたものです)
――明大ラグビー部に入った理由を教えてください。
「小さい頃から憧れがありました。お誘いを受けた時は即決でした」
――ラグビーを始めた時期ときっかけを教えてください。
「幼稚園の時に近所の人にラグビーを勧められ、体験に行ったのがきっかけです。一度やめてしまったのですが、小学校4年生の時に本格的に再開しました」
――高校3年間を振り返ってみていかがですか。
「親元を離れて(高校のある)兵庫県に行きました。高校は男子校だったうえ、部活では監督やコーチが自由に練習させてくれたので、とても楽しい3年間でした」
――高校で一番印象に残っている試合はありますか。
「高校最後の花園の東海大仰星高との試合です。それまで報徳学園は花園で東海大仰星高に一度も勝ったことがなかったので、そのジンクスを壊すことができて、チームとしても個人としてもとても印象に残る試合でした」
――高校時代大変だったことはありますか。
「1年生の時はなかなか試合に出ることができなかったので、その時期はかなり辛かったです」
――明大ラグビー部に入って新しく学んだことはありますか。
「今までとは全く違うレベルの環境で練習や試合ができているので、スキルやフィジカルなどあらゆる面で学ばせてもらっています」
――アピールポイントをお願いします。
「自分の武器はランなので、持ち味を出していきたいと思います」
――目標としている選手を教えてください。
「南アフリカのチェスリン・コルビ選手です。小柄なのにハイボール処理などフィジカル面でも世界トップクラスで戦っているので、自信になっています」
――ラグビーの醍醐味を教えてください。
「試合は最後まで何が起こるか分からないところと、ラグビーは楕円(だえん)球なので、どっちにボールが転がるかによって戦況も一気に変わるところが魅力だと思います」
――大学4年間の目標をお願いします。
「大学日本一に必ずなって、いろんな人に恩返しできるように頑張りたいです」
――ありがとうございました。
[晴山赳生]
◆海老澤 琥珀(えびさわ・こはく)情コミ1、報徳学園高、173センチ・77キロ
高校在学中は釣りをたしなんでいたそう。「海によく行きました。あまり大きな魚を釣ったことはなくて、カサゴなどの根魚をよく釣ってました」
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