
(44)関東インカレ事後インタビュー⑪/馬場勇一郎、乙守勇志、加世堂懸
4日間にわたって行われた関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。明大は13点を獲得し、目標の1部残留を達成した。今回はレース後の選手の声をお届けする。
第11回は馬場勇一郎(政経4=中京大中京)、乙守勇志(政経1=大阪)、加世堂懸(商1=仙台育英)のインタビューです。
馬場
男子1部1500メートル決勝11位 3分51秒61
男子1部800メートル予選1組8着 1分54秒61
――1500メートル決勝が終わり、今の気持ちはいかがですか。
「結果を狙っていたレースだったので、とても残念です。それに加えて最後の関東インカレで、4年間頑張った結果が11位ということが残念だったと思います」
――800メートル予選を振り返っていかがですか。
「次に向けてのスタートは始まっているので、昨日の1500メートルの決勝からしっかり切り替えて、今日は800メートルで追い込み切りたいと思って走っていました」
――800メートルは第1レーンでのスタートでしたが、位置取りはいかがでしたか。
「第1レーンというところでなかなか位置取りは取りにくいと思っていました。最初の段階でしっかり前に入っていこうというのは意識してレースに臨みました」
――収穫はありましたか。
「一本一本を大事にしっかり追い込めたことです。たとえ前日の結果が良くなくても今日のレースはまた次のレースにつながっているので、次に向けて頑張れたのは良かったと思っています」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「次は日本選手権があり、7月には記録を狙うようなレースになっていくと思います。大学卒業で競技を引退するにあたり、このまま終わるわけにはいかないので、最後まで記録を狙ってしっかり頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
乙守勇志(政経1=大阪)
乙守
男子1部1500メートル決勝12位 3分52秒85
――決勝のレースを振り返っていかがでしたか。
「予選と決勝ともに自分の課題であるラストスパートが影響してしまい、順位も思うようにいかなかったです」
――決勝で良かった部分はありますか。
「元々は決勝に出ることを目標にしていたので、そこを達成できたのは良かったと思います。予選決勝ともにレベルの高い人たちと走れたというのは、次の大会につながると思います」
――予選のレースはいかがでしたか。
「着順通過を狙ってラスト1周で5番以内に入ることを考えていました。予想よりも他の人たちのスパート力があり、ぎりぎり5番以内に入れなかったです。何とかタイムで拾われたので良かったと思います」
――予選と決勝を含めて課題はありますか。
「1500メートルのレースは位置取りが大切なので、ラスト1周までの位置取りとスパート力が課題だと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「前半シーズンは1500メートルでスピードを付けて、後半は駅伝に向けて距離を伸ばしていきます。今取り組んでいるスピード練習が生きるように、これから頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
加世堂懸(商1=仙台育英)
加世堂
男子1部1500メートル予選2組10着 3分59秒35
男子1部800メートル予選2組5着 1分52秒81
――800メートルのレースを振り返っていかがですか。
「初日の1500メートルが自分の中で悔しいレースになってしまったので、その悔しさを晴らそうと思っていました。次の試合に向けて流れを作るということで、自分の中ではかなり突っ込んだレースができました」
――収穫はありましたか。
「1500メートルでの反省を生かし、800メートルでは自分で割り切ってしっかり突っ込みました。ラスト切り替えて自己ベストも出せたので、良かったと思います」
――課題はありましたか。
「どんなレースでも勝ち切れる力というのがまだないと思います。また、まだプレッシャーに弱いと思うので、そこはしっかりと鍛えたいです」
――馬場選手と同種目に出場されましたが、何か話はしましたか。
「馬場さんは1500メートルで決勝に残って、決勝では苦しい走りになってしまったと思います。しかし練習でも引っ張ってくれた先輩なので、来年度は自分が馬場さんの分もしっかり取り返したいという気持ちです」
――U20日本選手権までに何に取り組んでいきたいですか。
「力をもっと付けるというのもありますが、精神的な面でもっと余裕を持ってレースに臨めるようにしたいと思います」
――U20日本選手権への意気込みをお願いします。
「予選でしっかり余裕を持って通過して、決勝で勝ち切れるようなレースをしたいと思います」
――ありがとうございました。
[覺前日向子、桑原涼也、萩原彩水、島田五貴]
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