
(41)関東インカレ事後インタビュー⑧/甲斐涼介、森下翔太、綾一輝
4日間にわたって行われた関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)。明大は13点を獲得し、目標の1部残留を達成した。今回はレース後の選手の声をお届けする。
第8回は甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)、森下翔太(政経2=世羅)、綾一輝(理工1=八千代松陰)のインタビューです。(この取材は5月14日、15日にオンラインで行われたものです)
甲斐
男子1部5000メートル決勝25位 14分24秒33
――レースの振り返りをお願いします。
「人数が多かったということもあるのですが、前で勝負できなかったことが悔しかったです」
――雨天での走りはいかがでしたか。
「雨が降っていたため選手紹介で体がかなり冷えてしまって、体が固まってしまいました」
――コンディションはいかがでしたか。
「悪くはなかったのですが、走ってる際にやはり体が重くなったという感じでした」
――今回の収穫と課題を教えてください。
「課題は中盤で粘る走りができなかったことです。収穫は関東インカレのような大舞台で走れたことです」
――関東インカレの雰囲気はいかがでしたか。
「自分は初めての出場だったので、人が多くて驚きました」
――明大全体の成績を振り返ってお願いします。
「長距離ブロックで点数を取ったのは杉さん(彩文海・文4=鳥栖工)だけなので、やはりもう少し自分たちが結果を出さないといけないと思います」
――今後はどんな練習をされますか。
「今後は全日本大学駅伝関東地区予選会(以下、全日本予選)などもあるので、切り替えて練習していきたいです」
――ありがとうございました。
森下翔太(政経2=世羅)
森下
男子1部5000メートル決勝11位 14分05秒97
――レースを振り返っていかがでしたか。
「ゴールデンゲームズinのべおか(以下、ゴールデンゲームズ)明けの疲労もあり、体の調子は少し良くなかったと感じました」
――レースプランはありましたか。
「ゴールデンゲームズでは後方でうまくいかなかったので、前方で勝負しようと思っていました。しかし、全然耐えることができず後方に下がってしまったことが良くなかったです」
――レースの最後、追い上げたように見えました。
「前の選手が垂れてきたのかもしれませんが、最後は調子が悪いなりに足を動かすことができたので良かったと思います」
――レース前の目標はありましたか。
「レース前は資格記録のランキングが9番目だったので、13分40秒台で入賞しようという意気込みでいきました」
――ゴールデンゲームズでの走りを振り返っていかがでしたか。
「ゴールデンゲームズのように強い選手と走ることは初めてで雰囲気にのまれてしまいました。結果的に勝負して全然自分らしく走れなかったことは良くなかったです」
――ゴールデンゲームズでの収穫と課題をお願いします。
「強い選手に囲まれる雰囲気を感じ取れたことは今後のレースに役に立ちます。また、自分の勝負しやすい位置が分かったので次に生かせたらと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「全日本予選はチームとしては、予選を突破するということが絶対の目標です。個人では組で1番が狙えるよう頑張ります」
――ありがとうございました。
綾一輝(理工1=八千代松陰)
綾
男子1部5000メートル決勝15位 14分12秒05
――レースを振り返っていかがでしたか。
「改めて位置取りが大事だと感じたレースになりました。勝負する位置にすらいることができず、本当に悔しいですし自分の弱さが出ていたと思います」
――関東インカレの雰囲気はいかがでしたか。
「各大学の応援を走っている時はもちろん聞いている余裕はないのですが、本当に盛り上がっていると感じました。また、自分は東京六大学対校大会の際に補助員をしましたが、その忙しさを知っています。そのため、4日間とも自分の同期が朝早く競技場に向かい、一日中補助員を行って、帰る時間も遅かったので、いろいろな人の協力のおかげで自分が走れていると改めて感じました。感謝の気持ちを忘れないようにしたいです」
――高校と比べ、大学のレベルはどのように感じましたか。
「ただタイムを持っている、速いだけではかなわないと強く感じました」
――今後の意気込みをお願いします。
「自分の中で悪い流れが続いているため、その流れを断ち切れるよう日本選手権兼U20日本選手権では攻めたレースをしたいです。もちろんタイムを求めていきたいのですが、それよりも本当に出し切ることを一番に考えて練習に取り組んでいきたいと思います」
――ありがとうございました。
[石井遥、原田青空、松原輝]
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