(30)関東インカレ事前インタビュー⑧/室田安寿、森下翔太、甲斐涼介

2023.05.09

 昨年度は短長歩の全部門で好記録をたたき出し、1部残留を果たした明大競走部。新体制になった今、紫紺の未来を担うルーキーもチームの後ろ盾となるに違いない。先輩たちが確立してきた地位を守り抜き、今年度もチーム力の高さを見せつける。

 

 第8回は室田安寿(情コミ2=宮崎日大)、森下翔太(政経2=世羅)、甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。(この取材は4月30日、5月1日に電話で行われたものです)

 

 室田

――現在の調子はいかがですか。

 「トラックレースに数本出場して、少しずつトラックシーズンに向けて調子が上がってきているなと感じています」

 

――ハーフマラソン、5000メートル、1万メートルの直近のレースで、すべて自己ベストを更新していますが手ごたえはありますか。

 「練習を継続的にできているというのが1番良くて、練習通りの力がレースでも出せているかなと思います」

 

――現在は関東インカレを意識した練習を行っていますか。

 「そうですね。関東インカレのハーフマラソンに向けて、しっかり距離を踏んだり脚づくりをメインに意識して行っています」

 

――チームの雰囲気はいかがですか。

 「尾﨑(健斗・商3=浜松商)さんが3年生で駅伝主将を務めるということと、寮が新しくなったり、新しいことを取り入れたり、チームの雰囲気としてはフレッシュな、挑戦者という印象を自分は感じています」

 

――関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)での目標を教えてください。

 「チームとしては1部残留、個人としてはハーフマラソンでの入賞を目指して頑張ります」

 

――ありがとうございました。

森下翔太(政経2=世羅)

 

森下

――現在のコンディションを教えてください。 

 「ゴールデンゲームズinのべおか(以下、ゴールデンゲームズ)に向けて調整していたので非常に調子は良いです」 

 

――今大会の個人的な目標を教えてください。 

 「ゴールデンゲームズの結果によります。そこで日本選手権の標準記録が出なかったらもう一度切る気持ちで走って、切れたら1番を狙ったレースをしようと思っています」  

 

――世田谷競技会から好調な理由はありますか。 

 「以前も言った通り調子の上げ方が分かったことと今行っていることの質を上げているので、好調を維持できていると思います」 

 

――これまで取り組んできたことはありますか。 

 「特に変わったことはしていないのですが、生活面では食事と睡眠を徹底しています。練習では箱根駅伝(以下、箱根)前から取り入れている筋力トレーニングをトレーナーといろいろ相談しながらだんだん強度を上げていっています」 

  

――関東インカレの位置付けを教えてください。 

 「トラックだと点数を取れると期待されていると思うので、チームの目標である1部残留に向けて貢献できるようにしていきたいです」 

 

――ありがとうございました。

甲斐涼介(情コミ3=宮崎日大)

 

甲斐

――現在のコンディションはいかがですか。

 「先週までレースが続いていて疲れがたまっていましたが、今は落ち着いてきて練習もうまく調整しています。だいぶ疲労も抜けてきたので、調子は上がっていると思います」 

 

――これまでどのような練習をしてきましたか。

 「日本学生ハーフマラソン選手権があったので、それまでは持久力をつけることを意識していました。それからトラックシーズンに変わったので、今はスピードを出すことを意識しています」 

 

――関東インカレの目標を教えてください。

 「入賞です」 

 

――タイムは自己ベスト(13分58秒86)更新を狙っていくといった形ですか。

 「タイムは13分50秒切りを目標にしています」 

 

――下級生の活躍も目立つようになってきましたが、3年生という上級生の立場から見ていかがですか。 

 「自分たちも上級生なので下級生が結果を残しているということは刺激にもなります。自分たちも負けられないという気持ちになります」 

 

――尾﨑選手が駅伝主将になって、今のチームの雰囲気はいかがですか。 

 「チーム目標もしっかりしていて、みんなそこに向かってやっているのでいい雰囲気だと思います」 

 

――意気込みをお願いします。 

 「関東インカレでしっかり結果を出して、次の全日本大学駅伝の予選や夏合宿にもつなげていきたいです。最終的には箱根で区間賞を取れるまでの選手に成り上がりたいと思います」 

 

――ありがとうございました。 

 

[覺前日向子、石井遥、原田青空]