
(2)春季リーグ戦事前インタビュー 山本歩×手塚崚馬
昨年度グランドスラムを達成した明大卓球部。だが、今年度も目標は変わらない。歴史に名を残す偉業達成のために、まずは春季リーグ戦(以下、春リーグ)優勝を目指す。今回は開幕を目前に控えた選手たちに取材を行った。第2弾は、手塚崚馬(政経3=明徳義塾)、山本歩(商3=出雲北稜)のインタビューをお届けする。(この取材は5月3日に行われたものです)
――リーグ戦が目前となった今のお気持ちをお願いします。
手塚(以下、手):あとちょうど1週間くらいになって気持ち的には焦らず行けるかなという感じです。
山本(以下、山):春リーグまで残り1週間で調子は悪くないので、そのままやっていけばいい感じで試合ができるかなと思います。
――今年度はどのような練習をしましたか。
手:3月から合宿が始まり、長所を伸ばしたり短所を改善したり自分の卓球を見つめ直すことができました。
――長所、短所はどのようなところですか?
手:長所は台から離れないことで、短所はラリーにつなげるためのサーブレシーブなのでそこを重点的に練習していきました。
山:学校が始まり、練習する時間も短くなってしまったので、その分、自分の課題をしっかり振り返って練習することを意識しました。
――課題はどのようなところですか。
山:サーブやレシーブの細かい技術で、試合を想定してしっかり練習しました。
――新チームの雰囲気はいかがですか。
手:僕らからしたら上の世代が抜けたので練習からいいお手本になれるようにするのを意識しながらやっていました。
山:全体的に皆よく練習するのでそれに引っ張られて練習できています。
――今年入ってきた新1年生についてはいかがですか。
手:卓球を好きな子が入ってきてくれ、元気があって強いので負けないように頑張っています。
山:皆、真面目で、よく練習します。
――昨年度はグランドスラム達成という結果でした。その結果についてはどのように受け止めていますか。
手:皆で勝ち取った優勝だったので、今年も挑戦者という意識で、皆がグランドスラムに対して意識を持てば今年も達成できると思います。
山:去年は接戦が多くて、今年もそのような試合が多くなると思うので、しっかり準備したいです。
――最大のライバルはどちらの大学だと考えていますか。
手:日大に強い1年生が入ってきて、元々チーム力もあり最大のヤマ場かなと思います。
――昨年度から成長した部分を教えてください。
手:実力というか、試合中の気持ちの状態で、焦らないで試合ができるようになりました。
山:今までだとリードされた場面とかで緊張して強気で行けなかったんですけど、今年は攻める卓球ができていると思います。
――チームメートからの刺激は受けていますか。
手:毎日練習している人たちが皆強い人で、全国のトップや世界で戦っている人ばかりなので、そのような人たちと練習できるのは大きいと思います。
山:同級生とか後輩とか皆1人で終わってから練習しているので、自分もそのような時間で練習しないといけないと思います。
――春リーグでの目標を教えてください。
手:全勝優勝と、出場した試合は全て勝つことです。
山:自分も全勝優勝と、出場した試合は全て勝つことです。
――最後に春リーグに向けての意気込みをお願いします。
手:全勝優勝の目標ではあるのですが、挑戦者の気持ちを持ってグランドスラムを達成したいと思います。
山:2年連続グランドスラムという目標があって、まず春リーグをしっかり優勝して次につなげていけたらいいなと思います。
――ありがとうございました。
[山岡慎]
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