
(28)関東インカレ事前インタビュー⑥/乙守勇志、鬼塚大翔、加世堂懸
昨年度は短長歩の全部門で好記録を叩き出し、1部残留を果たした明大競走部。新体制になった今、紫紺の未来を担うルーキーもチームの後ろ盾となるに違いない。先輩たちが確立してきた地位を守り抜き、今年度もチーム力の高さを見せつける。
第6回は乙守勇志(政経1=大阪)、鬼塚大翔(政経1=学校法人石川)、加世堂懸(商1=仙台育英)です。(この取材は4月29日、5月2日に電話で行われたものです)
乙守
――現在のコンディションはいかがですか。
「4月に入ってからレベルの高い練習を継続して取り組めているので、疲労を抜けばいい走りができると思っています」
――関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)に向けて取り組んできたことはありますか。
「ラストスパートの切り替えが苦手なので予選を勝ち切るために、練習の中でも最後にスピードを上げて走ることに取り組みました」
――同期の加世堂選手も同じ種目に出場されますが、ライバル視はしていますか。
「練習からずっと一緒なので練習中から意識していますし、決勝に残れば一緒に走ることになるのでそこでは負けたくないと思っています」
――個人の目標を教えてください。
「まずは決勝に残ることです。決勝でレベルの高い人たちと一緒に走ることで6月に日本選手権兼U20日本選手権があるので、その大舞台に向けての経験としてもしっかりと走りたいと思います」
――関東インカレに向けての意気込みをお願いします。
「しっかりチームに貢献できるように1点でも多く稼いで頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
鬼塚大翔(政経1=学校法人石川)
鬼塚
――現在のコンディションはいかがですか。
「直近で2回自己ベストを更新できているので状態は良くなってきていると思います」
――今大会は窪田悠人選手(政経2=沼津東)と小林周太郎選手(営1=伊賀白鳳)が同種目に出場されますが、どのような印象を抱いていますか。
「自分はあまり長い距離の練習が得意ではないのですが、窪田さんと小林は長い距離の練習が強くて、持久力などの面ですごいなと感じます」
――仲のいい選手はいらっしゃいますか。
「同期では同じ高校の大湊(柊翔・情コミ1=学校法人石川)や1500メートルに出場する加世堂、乙守とはよく一緒に行動しています」
――同じ組には強い選手もいらっしゃると思いますが、どのように感じていますか。
「高校生の時に関東インカレや日本学生対校選手権で見ていた選手が多く出場するので、自己ベストも下から数えた方が早いくらいなので、チャレンジしていきたいと思います」
――個人の目標を教えてください。
「まずは決勝に進みたいです」
――最後に意気込みをお願いします。
「チームの中から選ばれた選手として走らせてもらうので、自覚を持って最後までしっかりと走り切ることを大切にしたいです」
――ありがとうございました。
加世堂懸(商1=仙台育英)
加世堂
――現在のコンディションをいかがですか。
「入寮してから質や強度の高い練習が継続して取り組めているので自信もついてきましたし、記録会で自己ベストを更新することができたので状態は上がってきていると思います」
――自己ベストを更新した時の気持ちを聞かせてください。
「自己ベスト更新と同時に組1着でフィニッシュすることも狙っていたので、東京六大学対校大会ではいい走りができなかった分記録会でいい走りができたことは自信になりました」
――関東インカレを走ることが分かった時の気持ちを教えてください。
「高校生の時から関東インカレに出たいという気持ちがありました。また、大きな舞台でしか経験できないことがあると思うので、出場するからには爪痕を残したいと思います」
――2種目出場することに対しての不安はありますか。
「不安はあまりなくて楽しみという気持ちが大きいです」
――関東インカレに対して現在どのような気持ちを抱いていますか。
「わくわくした気持ちもあるのですが、高校生の頃から大舞台であまり結果を出せていないので、自分の殻を破りたいと思います」
――個人の目標を教えてください。
「1500メートルでは決勝に残って得点争いに絡みたいと思います。800メートルでは自己ベストが高校2年次から出せていないので自己ベストを更新したいです」
――チームの目標を教えてください。
「1部残留を目標として掲げているので少しでも貢献したいと思います。また、自分は初日なので2日目以降の人たちに流れを作れるように頑張りたいです」
――先輩からはどのような言葉をかけられましたか。
「1年生だから結果は気にせず伸び伸びと走ってくれと言われました」
――最後に意気込みをお願いします。
「他大学の選手の力も借りながらチームとしてシーズンの流れを作ることができるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[桑原涼也、萩原彩水、島田五貴]
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