
(24)関東インカレ事前インタビュー②/橋本小春、原田真聡、佐田龍昇
昨年度は短長歩の全部門で好記録をたたき出し、1部残留を果たした明大競走部。新体制になった今、紫紺の未来を担うルーキーもチームの後ろ盾となるに違いない。先輩たちが確立してきた地位を守り抜き、今年度もチーム力の高さを見せつける。
第2回は橋本小春(文1=明大中野八王子)、原田真聡(文1=東農大二)、佐田龍昇(法2=大分東明)のインタビューです。(この取材は5月1日、2日、3日に電話で行われたものです)
橋本小
――現在のコンディションはいかがですか。
「大学に入ってからあまり試合数を踏めていない上に、今シーズン2試合目なのでかなり不安はあります。それでも、高校時代のように楽しめたらいいかなと思います」
――個人の目標を教えてください。
「今の自分の持ちタイムからして、決勝に行くということよりも第一に楽しんで大学の大会の雰囲気に慣れることです。初めての関東大会なので勝つことも大切ですが、その試合の雰囲気に慣れるいい経験になればいいかなと思っています」
――関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)の位置付けはいかがですか。
「関東インカレはU20日本選手権と日本学生対校選手権の標準タイムを切ることを目標に出場します」
――想定するレースプランはありますか。
「自分は結構最初から飛ばすタイプなので、スタートから怖がらずに自分のペースに持っていければいいかなと思います」
――入学してからをこれまでを振り返ってみていかがですか。
「入学してからケガで思うように練習ができず、東京六大学対校大会も棄権していました。それでも、東京選手権に初めて出場したことで自分のコンディションが分かり、関東インカレに向けて調整してきたので練習量としては調子が良いと感じています」
――関東インカレに向けた意気込みをお願いします。
「1年生ながら出場させていただけることに感謝しつつ、自分の持っている力を十分に発揮できるように頑張ります」
――ありがとうございました。
※写真は競走部提供
原田真聡(文1=東農大二)
原田
――現在のコンディションはいかがですか。
「日本学生個人選手権(以下、学生個人)が終わってから練習は積めているので、調整はうまくいっています」
――400メートルと4×400メートルRに出場する理由はありますか。
「400メートルは自分の専門の種目なので、1年次からどのようなレベルまで上がっていけるかを知りたくて選びました。4×400メートルRは4年生の先輩方がいるので、今年度が最後の関東インカレとなる先輩方と楽しく走れたらいいなと思って選びました」
――目標タイムや順位はありますか。
「目標タイムは46秒台を出すことです。46秒台を出さないと戦えるようなレベルではないので、ここで46秒台を出すことで今後につなげられるようにしたいと思います。目標とする順位についてはあまり考えてないです。決勝に進めたらうれしいですが、あまりそういった部分は考えずにタイムをどんどん狙っていくレースをしていきたいと思います」
――普段の練習でよく話す先輩はいらっしゃいますか。
「2年の佐田さんです。自分のコンディションなどを結構気にかけてくださるので、尊敬していますし、目標でもある先輩です」
――佐田選手に競技面のアドバイスを受けることもありますか。
「競技面でもアドバイスを頂いたり、学生個人の時にも連絡を頂いたりして、メンタル面でも支えになっています」
――関東インカレに向けた意気込みをお願いします。
「タイムを狙いつつ、楽しんで試合に挑みたいと思っています」
――ありがとうございました。
佐田龍昇(法2=大分東明)
佐田
――今年度多くの大会がある中で関東インカレをどのように位置付けていますか。
「1年目はU20日本選手権などの大会がありましたが、おそらく2年目はそういった大会にも出られないので今年度の中で一番重要な大会として挑もうと思っています」
――400メートルで目標にしているタイムや理想のレースプランはありますか。
「タイムは自己ベストを狙いたいです。レースプランとしては今回うれしいことに内側のレーンにいるので、しっかりと前の人に食らいついて走ろうと考えています」
――内側のレーンの方が走りやすいのでしょうか。
「多分人によると思うのですが、自分は内側から前の人を見ながら走る方が得意です」
――対校戦ということで各個人の順位も1部残留のために大切になってきます。そのことにプレッシャーはありますか。
「昨年度は400メートルで野口さん(航平・令5商卒)が決勝に進んで1部残留のための得点を稼いでくれていました。今年度は自分が400メートルで頑張って得点争いに絡んでいかないといけないので、そういった部分でプレッシャーはあります」
――今年度400メートルには原田選手も加わりましたが、ライバル意識はありますか。
「やはり後輩なので負けたくない気持ちはありますが、自分よりも速い選手なので一緒に練習してくれて本当にありがたいなという気持ちでやらせてもらっています」
――関東インカレに向けた意気込みをお願いします。
「しっかりまずはベストを出して、しっかりと準決勝に上がってそこからもう一本頑張ろうという気持ちで臨みたいと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人、原田青空、松原輝]
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