
(番外)井上がJ2・ヴァンフォーレ甲府へ来季加入内定!
4月18日、DF井上樹主将(法4=ヴァンフォーレ甲府U―18)のヴァンフォーレ甲府への来季加入内定が発表された。八幡山での4年間を経て、古巣への帰還に成功。今年度は主将としてチームを率いる背番号2が、プロの舞台に足を進める。
今回は内定が決まった井上選手のコメント記事をお送りします。
――内定が発表された率直な気持ちをお聞かせください。
「ずっと目指していたところだったので、ホッとしています」
――内定されてチームメイトや家族からはどんな声を掛けられましたか。
「もちろんチームメイトには祝ってもらいました。家族にも支えてもらったので、おめでとうと言われて感謝しかありません。地元の友達や親戚などから連絡が来て、本当にみんなに応援されているのだなと思いました。同時にそれに応えるために、もっとやらなければならないという気持ちになりました」
――ご自身がプロになる意義についてはどうお考えですか。
「感動や勇気を与える部分だと思います。これからはプロなので、大学サッカーとは違ってただ勝てば良いわけではありません。勝つことは観客を喜ばせる一手段だと思いますが、それ以前に立ち振る舞いやサッカー以外のところ、もちろんプレーでもそうですし、さまざまなお客さんに感動や活力、勇気を与えることが、プロになる意義だと思います」
――キャンプへ参加されて感じたことをお聞かせください。
「久しぶりに甲府の練習に交ざり、クラブの雰囲気や良さは肌で感じられました。単純に嬉しかったですし、感慨深かったです。明治での4年間で自分が成長した部分がプレーだけではなく、私生活の部分にもあったと感じられました」
――ファンに注目してほしいポイントをお聞かせください。
「大学4年間で成長した姿を見てもらいたいです。これまでヴァンフォーレで自分が培ってきたものに加えて、明治での4年間で成長した姿を見せたいです」
――明大での4年間で成長したことをお聞かせください。
「一つは人間性の部分です。明治は人間形成を大事にしているので、人間力の部分はユース時代と比べて、成長できたかなと思います。サッカーの部分ではインテンシティの高さや強度の部分は格段に上がったと思います」
――ヴァンフォーレ時代にはどんなものを培いましたか。
「自分の性格やサッカースタイルなど、全体的な自分の枠組み、自分自身をつくり上げてくれました。自分のベースとなるものをつくり上げてくださったので、それは甲府の存在があったからだと思います」
――明大卒の須貝英大選手(令3商卒)が在籍している点についてはいかがですか。
「また一緒にプレーできるかもしれないので嬉しいです。彼も山梨県出身で甲府のキャプテンとしてチームを背負っているので、またそうした先輩とプレーできることはとても嬉しく思います」
――他にも大卒選手が多く在籍している点についてはいかがですか。
「大学サッカーの価値を広めて、大学を経由して甲府に戻る意味を広めていきたいです。同世代の選手が活躍していることは刺激になりますし、自分もそうした選手を追い越していけるようにやっていきたいと思います」
――ご自身のユーティリティーの高さは入団後も武器になりますか。
「選手としての幅を広げるためにも、CBだけでなくボランチやSBなど、いろいろできた方がチームに必要とされる選手になれます。積極的にトライしていきたいと思います」
――入団までに向上させたい部分はありますか。
「質の部分です。そこを伸ばしていくと同時に、自分の武器や守備の面をもっと極める、そこはプロや世界レベルまで通用するくらいに極めたいと思います」
――今後の意気込みをお聞かせください。
「プロ内定が決まって良かったですが、そこに一喜一憂することはありません。今はとにかく残された大学生活で、明治のために闘うことが一番大切です。できることを全て行い、熱い指導者や最高の仲間たちと共に日本一を目指して常に全力で取り組みたいです」
――ありがとうございました。
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