
(20)日本学生個人選手権事後インタビュー①/木村稜主将、清水海地
3日間にわたって開催された日本学生個人選手権。明大からは3部門の選手が出場し、関東学生対校選手権(以下、関東インカレ)へ弾みをつける結果となった。今回は試合後の選手のコメントをお届けする。
第1回は木村稜主将(政経4=乙訓)、清水海地(理工4=長野日大)のインタビューです。
木村稜
男子200メートル決勝 3位 20秒85
――本日のレースを振り返っていかがでしたか。
「優勝を狙って走ったんですけど、少し体に疲労が出てしまってなかなか思うようなレースができなかったです。そこも含めてレースだと思うので、今後体も強くしてスピードもしっかり出して頑張っていこうかなと思います」
――次のレースの予定は決まっていますか。
「5月の頭に静岡国際陸上と大阪の木南道孝記念大会を予定して、その次に関東インカレがあるのでその3レースで今日の課題を含めて何か克服した形で走れればと思います」
――今後に向けて調整していきたいことは何ですか。
「今シーズン前半の春の立ち上げのところは結構100メートルにフォーカスしてスピードを上げるということをやっていました。今後は自分のメイン種目である200メートルに切り替えていきたいと思うので200メートルの技術などを詰めてやっていきたいなと思います」
――今シーズンは主将としてここまでやってきてどのような感じでしょうか。
「主将といってもそれぞれ長距離、競歩、短距離のパートで自立してやっているので自分のやっていることといったら短距離をまとめることになります。みんなすごい陸上にモチベーション高くやってくれているので、自分が特に言うことなくそれぞれの課題に合わせてやっています」
――昨年度と比較して違うところはありますか。
「昨年度もみんなモチベーション高くやっていたんですけど、それ以上にモチベーションのある子が多いので、そういう意味では活気があるのかなと思います」
――上級生と下級生の間でもコミュニケーションをしっかり取っている感じなのですね。
「そうですね。いつも指導者がいるわけではないのでそれぞれで指摘しながらという感じですね」
――関東インカレに向けてチームとしての目標と個人の目標を教えてください。
「チームとしては昨年度よりもいい点を取って当たり前のように1部残留しないといけないと思いますし、個人としては少しでも競技力でチームを引っ張っていけるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
清水海地(理工4=長野日大)
清水
男子1万メートルW決勝 8位 42分19秒71
――レースを振り返っていかがでしたか。
「関東インカレに向けての練習として出たので、入賞とかは全く考えていなかったです。1キロ4分10で刻めればいいかなという感じでいって、それでいけば入賞はできるくらいでした。そのペースで刻んで状態を確認しようかなという感じでした」
――今回のレースの収穫はありましたか。
「冬はロードシーズンで、春になってトラックシーズンの初戦でした。関東インカレの前に一回トラックのレースをやっておきたかったのもありますし、やはりロードの20キロとトラックレースはまた別物でこういったレースを一回経験できたというのは収穫でした。ペースを抑え目でしっかり自分の歩形で歩きたかったというのもあるんですけど、丁寧過ぎて体の疲労が意図しないところに出ていたので、そこが少しこれから改善するところとして見つかったかなという感じです」
――関東インカレに向けての意気込みをお願いします。
「今年が私の競技人生の最後の年ですけど、自分の中で関東インカレに競技人生のピークを持っていきたいなという気持ちがあります。あと3週間しかないんですけど、集大成として関東インカレで形にできるように取り組んでいきたいと思います」
――ありがとうございました。
[菊地隼人]
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