
(16)ルーキー特集⑫/小林周太郎
昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。
第12回は短距離部門・小林周太郎(営1=伊賀白鳳)のインタビューです。(この取材は3月14日にオンラインで行われたものです)
――明大を選んだ理由を教えてください。
「まず環境がすごく良いことだと思います。また身近に有名な実業団の選手の方とかが練習されている環境や、他にも芝生があったり競技場が綺麗であったり、そういったところがすごく魅力的だなと思って入学しました」
――高校との違いはありますか。
「高校はチームで動くという感じの高校でした。もちろん大学でもチームで動いている部分もあるんですけど、個人がすごく大事になる、強くなる部分だなというのは高校とは違うかなと思いました」
――ご自身の走りの強みを教えてください。
「背が高いので、大きなストライドで走れるところです」
――今後伸ばしていきたいところはありますか。
「まずはこの環境に慣れていきたいです。伸ばしていくところは、記録はもちろんなんですけど、自分の弱点である中だるみというか中盤駄目な部分があるので、そこを克服していきたいと思います」
――高校の時に特に力を入れてきた種目はありますか。
「3000メートルSCです」
――3000メートルSCを始めたきっかけを教えてください。
「高校1年生のときに、当時の高校の顧問の先生がやってみたらどうというふうに言ってくださって、やるきっかけになりました」
――小林選手の憧れの選手はいらっしゃいますか。
「陸上ではないんですけど、プロ野球選手で今楽天ゴールデンイーグルスにいる高田孝一さんという投手です」
――理由を教えてください。
「すごく背が高くてパワーがすごくあって、結構ストレートで押し切っていくようなピッチャーです。そういった選手としてのすばらしい部分もありながら、キャラクターやプライベートの部分ですごく面白いですし、見ていて応援したくなるような選手だったので、その選手を尊敬しています」
――ライバルとしているような選手はいらっしゃいますか。
「高校の同期にはできるだけ負けたくないなとは思います」
――今年度の目標を教えてください。
「まずはケガをしないことです」
――大学4年間での目標は何かありますか。
「4年間の目標は、3000メートルSCで日本選手権の本戦に出ることです。そして出場した上で結果を出せたらいいなと思っています」
――今までの中で一番印象に残っているレースはありますか。
「U20の日本選手権です」
――どういった点が印象に残っていますか。
「初めての全国大会だったので、初体験の部分がすごく多かったです」
――今後に向けての意気込みをお願いします。
「まずはケガをせずに1年間やって、2年生から4年生は本当に満足した結果を出せるように頑張っていきたいなと思います」
――ありがとうございました。
[萩原彩水]
※写真は本人提供
関連記事
RELATED ENTRIES