(11)ルーキー特集⑦/石堂壮真

2023.04.10

 昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。

 

 第7回は長距離部門・石堂壮真(政経1=世羅)のインタビューです。(この取材は3月21日にオンラインで行われたものです)

 

――世羅高に進学した理由を教えてください。

 「全国優勝したいという気持ちが一番にあったので進学しました」

 

――高校時代で印象に残っているレースはありますか。

 「一番は1年次の全国高校駅伝で優勝したことが印象に残っています。短い区間だったので貢献したというのもおこがましいですが、新谷さん(紘ノ介・政経3=世羅)や森下さん(翔太・政経2=世羅)や吉川さん(響・文2=世羅)に引っ張っていただいて優勝できました」

 

――明大に進学した理由を教えてください。

 「明大は箱根駅伝(以下、箱根)でのシード権獲得が目標なのですが、自分がそれ以上の成績まで持ち上げたいという思いがあって、明大を変えたかったので進学しました」

 

――同期で意識している人はいますか。

 「5000メートルのタイムが自分より速い綾くん(一輝・理工1=八千代松陰)や大湊くん(柊翔・情コミ1=学校法人石川)や乙守くん(勇志・政経1=大阪)は意識しています。また、練習で一緒に走ってみて強いなと感じたので、まずは自分優先で一つ一つのことをクリアして追い付きたいと思います」

 

――ご自身の強みはどのようなところですか。

 「レースをあまり外さないことです。また、強みになるか分かりませんが、ケガを繰り返しても粘り強く続けてきたところは走りにも生かされていると思います」

 

――箱根にはどのような印象を持っていますか。

 「出るだけで終わりたくない気持ちがあって、出た上で結果を残したいです。チームだとシード権獲得が目標だと思うのですが、もっと上を目指したいと思っています。個人ではどこの区間でも区間上位で走れるような力は付けたいです」

 

――希望区間はありますか。

 「1年目はあまり考えていないのですが往路を走りたいです。いずれは2区を走りたいと思います」

 

――休日はどのように過ごされますか。

 「基本的にアウトドア派ではなくて、狭いとこが好きというか閉ざされた空間のほうがリラックスできるので、閉ざされた空間でゴロゴロしています」

 

――4年間の目標を教えてください。

 「箱根は2区を走ることが絶対条件です。また、1万メートルは最低でも27分台で走って学生のトップで競いたいと思います」

 

――最後に意気込みをお願いします。

 「まずは先輩に追い付くことを最大目標にして、そこからは自分がチームの核として引っ張っていけるような選手になりたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[島田五貴]

 

※写真は本人提供