(9)世田谷競技会事後インタビュー①/橋本基紀、綾一輝

2023.04.09

 4月8日に行われた世田谷陸上競技大会。ルーキーから4年生まで多くの選手が自己ベストを更新し、幸先のいいスタートを切った。今回はレース後の選手の声をお届けする。

 

 第1回は橋本基紀(商4=専大松戸)、綾一輝(理工1=八千代松陰)です。

 

橋本基

男子1万メートル2組 1着 29分31秒74 自己ベスト

――レースを振り返っていかがですか。

 「先週の東京六大学対校大会で、自分の状態が良くない中でも5000メートルをまとめられたので、今回自己ベストは出るかなと思っていました。天気が悪い中でも自己ベストを更新できて良かったです」

 

――レースプランはどのように考えていましたか。

 「自分たちが引っ張ることになると思っていたので、明治の中でレースを引っ張りながらタイムや順位を意識して走りました」

 

――今回のレースの位置付けは何でしたか。

 「全日本大学駅伝の予選会は1万メートルで競うので、そこを意識して走りました」

 

――レースでは室田安寿選手(情コミ2=宮崎日大)や綾選手と並走し、最後は綾選手を抜いて1着でゴールしました。

 「さすがにあれだけ引っ張ってもらって、後輩には負けられないと思いました。最後は4年目の意地でした(笑)」

 

――競技は大学で一区切りとのことですが、ラストイヤーの意気込みをお願いします。

 「まだ自分は駅伝が走れていないので、駅伝に出走できるようラスト1年頑張ります」

 

――ありがとうございました。

 

男子1万メートル2組 2着 29分33秒36 自己ベスト

――今日のレースを振り返っていかがですか。

 「練習の一環だったのでタイムや自己ベストを出すことは全く意識していなかったです。キロ3分ペースで押していこうと佑樹さん(山本駅伝監督)とも話していて、自分も足の状態を見ながら走っていきたいと考えていました。最初は前の方のリズムが結構良かったので、そのリズムに付いていったら1キロ2分55秒で思ったより楽にいけました。後半前にいった時はキロ3分ペースで落ちたというよりも抑えたという形で、ケガ明けで急に力を出してしまうとまたケガをしてしまうのでそこは慎重にいこうといった感じでした。思ったより走れたのでまずまずです」

 

――このレースで得られた課題はありますか。

 「走っている時にスパイクだとふくらはぎを使ってしまって、臀部(でんぶ)などの大きい筋肉を使えていないなと思っています。また、腹圧や体幹部分が弱いと思っているのでそこは練習前の補強で改善して、次の記録会や関東学生対校選手権、全日本大学駅伝の予選会につなげていきたいです」

 

――今後への意気込みをお願いします。

 「全然練習が積めていなかったので、明日からまた疲労を抜きつつ練習を積んでいきたいです。一つ一つ丁寧に練習を行って、インカレなどに照準を合わせて考えて過ごしていきたいです」

 

――ありがとうございました。

 

[覺前日向子、桑原涼也]