
(5)ルーキー特集③/中谷颯汰
昨年度4種目で明大記録を打ち立てるなど飛躍の年となった明大競走部。さらなる飛躍を誓う今年度のチームスローガンは「貪欲に~前のめりに一歩ずつ~」。そんな明大に〝強さ〟を求めてやってきた者たちの思いを紹介する。これは4年間を通して貪欲に求め続けていく彼らの一歩目だ。
第3回は短距離部門・中谷颯汰 (農1=相洋)のインタビューです。(この取材は3月16日にオンラインで行われたものです)
――明大を選ばれた理由を教えてください。
「まず、短距離ブロックの渡邉高博コーチからお誘いをいただいたというのと、自分はもともと理系の学部に行きたくて、その条件があったので明大を選びました」
――どうして農学部を選ばれたのですか。
「理系に進みたくて、農学部の勉強内容を見たら高校の時にやっていた勉強の好きな部分が結構あったので決めました」
――現時点での競走部へのイメージはどういったものですか。
「長距離ブロックがメインで動いていているイメージです。最近は短距離ブロックも頑張ってきてると思うのですが、まだまだ長距離に劣る部分はあると思います」
――短距離ブロックで尊敬している選手はいますか。
「木村稜主将(政経4=乙訓)などはすごいと思っています。昨年度の日本学生対校選手権(以下、インカレ)のレースも拝見させていただいたのですが『こういう先輩もいるんだ』と思いました」
――陸上を始めたきっかけはありますか。
「自分は中学校から陸上を始めました。親に『陸上競技やってみない』と言われて面白そうだったので始めてみたら、良かったので続けています」
――それまでは別のスポーツをやったりしていましたか。
「サッカーを小学校の時までやってました」
――相洋高時代を振り返っていかがでしたか。
「3年間本当に部活漬けでした。練習も厳しかったですし、先生もかなり厳しくて、辛いことがものすごく多かったです」
――高校時代の練習や雰囲気で特徴的なところはありましたか。
「やはり他の部活とかと比べるとすごく緊張感があって、ピリッとした空気でやっていました」
――ご自身のアピールポイントは何ですか。
「自分は専門が100メートルと200メートルなのですが、200メートルがとても得意なのでそこが強みかなと思っています」
――性格面での特徴はありますか。
「一つの物事に対して何事にも一生懸命取り組むということがすごい得意だと思います」
――大学4年間の目標はありますか。
「まずはしっかりインカレに出場して、しっかり決勝の舞台に残って活躍したいです。さらにそこから五輪まで目指せたらなと思います」
――今年度で達成したいことはありますか。
「まだインカレの標準記録を切れていないので、まず200メートルでインカレの標準記録を今年度中に切りたいと思っています」
――その目標を達成するために一年目で取り組んでいきたいことはありますか。
「速い先輩たちと一緒に走り込みをして、自分がどのくらい差があるのかということを1回しっかり確認したいです。自分がどこが弱いのかを考えて、そこから自分の欠点を克服していきながら長所を伸ばしていく練習をしていきたいです」
――ありがとうございました。
[菊地隼人]
※写真は本人提供
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