(6)「FWだけでも点が取れるようなチームに」為房慶次朗 新体制インタビュー

2023.04.06

 昨年度は惜しくも準々決勝で敗戦した全国大学選手権(以下、選手権)。100周年という節目の年に、5年ぶりの日本一奪還を目指す。新スローガン『ONE MEIJI』の下、チームやファンが一丸となって廣瀬雄也主将(商4=東福岡)率いる新体制が始動する。本連載では新チームの監督、4年生のインタビューを全7回にわたって紹介します。

 

 第6回は為房慶次朗(文4=常翔学園)選手のインタビューをお送りします。(この取材は3月18日に行われたものです)

 

――昨年度を振り返っていかがですか。

 「やはりベスト8で早稲田に負けてしまったのが心残りで悔しいです」

 

――昨年度は帝京大戦、早大戦と勝負どころでのスタメン入りが多かったと思います。振り返っていかがですか。

 「スクラムのところでもっと僕がリードできたのかなと思います。やはり帝京とスクラムをした時に負けていると感じたので、そこはもっと成長できるなと感じました」

 

――具体的にどのような部分で負けていると感じましたか。

 「負けるときは感覚的にわかります。この辺(肩の周り)が結構痛くなるんですよ。帝京の時はずっとそうでした。あとは、最初のヒットで他のチームに比べて帝京はめっちゃ重いのでそこで感じますね」

 

――スクラムで勝つためにはどういう力が必要だと思いましたか。

 「今まではスクラムは個々の強さに頼る部分が多かったので、今年は8人まとまって組むということを意識していて、それしかないと思います」

 

――スクラムを組む上で為房選手が意識していることを教えてください。

 「僕的には3番がしっかり前に出て、そこに1、2番がついてくるのが理想です。3番が出ないと絶対スクラムは勝てないので、そこは一番前に出ようと意識しています」

 

――為房選手が今年度目指すプレーヤー像を教えてください。

 「3番でスクラムだけ組んでいたらいい訳ではないのでやはりフィールドプレーでも、ボールキャリーでもチームを引っ張っていける選手になりたいなと思います。ボールキャリーの練習を練習後にやって、あとはフィットネスの時に一番速く走るというのを意識してやっています」

 

――今年度目指すFW陣のチーム像を教えてください。

 「やはりFWだけでも点が取れるようなチームにしていきたいですね。FWがしっかりボールキャリーの強さを持ってゲインして、そこにBKがどんどん回していくみたいな。そうなったら勝てると思うので」

 

――4年生のFW陣には高校時代に主将経験のある選手が多く、みんながチームに声を掛けていると聞きました。

 「そうですね。ハドルを組んだ時とかは全員で声を掛けるようにしてます。みんなが声を掛けて、注意もしたりしていますね」

 

――新体制が始まってから4年生同士で話し合う機会はありましたか。

 「最初の方は結構話し合いました。どういうチームにしたいかとか、スローガンのこととか。去年負けてしまったのでどうしたら優勝できるか、ここの部分が弱いから今年はもっとやっていこうという話がありました」

 

――具体的にどういう課題が挙がりましたか。

 「サイズ、パワーですね。やはりそれが全然足りなくて、負けなかったところもありましたが、そこで上回られて帝京にも負けてしまったので、そこはコーチ、選手全員共通で意識を持っていますね。なので、サイズアップをチーム全体で取り組んでいて、負けない体づくりを意識してやっています」

 

――今年度はどのようなチームですか。

 「僕らの学年はすごく仲良いですし、元気な奴が多いです。試合でもどんどん元気出してやっていけるチームだと思います」

 

――主将、副将のお二人はどういう方ですか。

 「どういう方、、、。廣瀬はああ見えてお茶目なところがありますし、嶺二郎(山本・法4=京都成章)も怖そうに見えて怖いんですけど(笑)。二人とも真面目なのでそこはちゃんと引っ張ってくれるなと思います」

 

――今年度は4年生で後輩指導も大事な役割になりますが意識していることはありますか。

 「やはり僕ら4年生が声を出して引っ張っていかないといけないと思います。まだ1年生は雰囲気とか分からないじゃないですか。だから僕たちが雰囲気づくりを意識して取り組んでいます」

 

――理想の先輩像はありますか。

 「みんなと仲良くできたらいいですよね。学年関係なく仲良くしたいですし。あだ名とかで呼ばれても全然いいので(笑)。基本ため、ためちゃんって呼ばれていて、後輩からはためさんって呼ばれてますね」

 

――最後に今年度の抱負をお願いします。

 「明治大学に入って選手権優勝していないので、絶対選手権優勝したいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[安室帆海]

 

◆為房 慶次朗(ためふさ・けいじろう)文4、常翔学園高、180センチ・108キロ

愛犬の名前はぶちゃとくま。期待のプレーヤーを伺ったところ、朝島燎夏(法2=正則)選手とのこと。「かわいらしいんですよ。明治大学の最終兵器です」