
(215)春季オープン競技会事後インタビュー⑤/佐田龍昇、鷹羽柊弥、竹尾拓真
国立競技場で3日間開催された春季オープン競技会。4年生を含めた今のチームで臨む大会もこれが最後となる。新年度を目前に控えた選手たちの胸中をお届けする。
第5回は佐田龍昇(法1=大分東明)、鷹羽柊弥(法1=盛岡第四)、竹尾拓真(農1=明星学園)
佐田
男子400メートル3組
7着 49秒44
――今回のレースを振り返っていかがでしたか。
「レース内容は良かったです。それにスピードが付いてきていないという感じです。自分が課題としている部分は克服できたような気がするのですが、スピードが出てなかったので、今回みたいなあまり良くないタイムが出たと思っています」
――克服できた課題というのはどういったものですか。
「前半がすごく苦手なのですが、今回は気持ち的には怖いなと思いながらグッといけたような気がしました。ですが実際はスピードが足りてなくていけていなかったので、次はスピードも付けていけたいと思います」
――今回狙っていた記録はどのようなものですか。
「49秒4だったのですが、本来であれば48秒4が目標だったので全然できてないなと思います」
――これまでどのような練習をしてきましたか。
「基本的に短距離ブロックのブロック長である宮川颯太さん(商3=富士市立)が組み立てたメニューを中心に走り込みや、100メートル200メートルの人と一緒にスピードの出るような練習をしてました」
――今後の意気込みをお願いします。
「もちろんこれから関東学生対校選手権に向けて頑張るのもそうなんですけど、一つ言いたいことがあるとするなら、宮川さんに500メートルよりつらかったと伝えたいですね(笑)」
――ありがとうございました。
鷹羽柊弥(法1=盛岡第四)
鷹羽
男子200メートル8組
2着 22秒31
――レースを振り返ってみていかがですか。
「昨年度肉離れを2回してしまい、昨年5月に1回出て、それ以来初めてのレースだったので、だいぶ久しぶりでした。試合勘なども分からず、とりあえず今の力をがむしゃらに出した感じです」
――昨年度はずっとケガを治す1年間だったのですか。
「11月初めまで、ケガのせいでやる気とかも落ちてしまって結構長引いちゃって、11月から本格的に練習に戻ってみんなと一緒にやり始めました」
――今回の試合の位置付けとしては試合勘を取り戻す感じでしたか。
「初戦で3月シーズンインは初めてだったので、とりあえず今の11月から積み上げた物がどれくらいなのかを確認するためのレースでした」
――手応えはいかがでしたか。
「いやぁ、タイムがもうちょっと欲しかったので、正直、試合のレースプランも思い通りいかなかったですし、あんまり納得はしてない感じです。今回のレースを反省して次に生かせたらいいなと思っています」
――次はどういったところを改善していきたいですか。
「次はやはり前半からもうちょっと攻めていきたいのと、前半リラックスしてスピードを上げていけるようにしたいです。また後半力みすぎて腕が先行してしまったので、しっかりリズムを取って滑らかに動けるようにしたいです」
――ありがとうございました。
竹尾拓真(農1=明星学園)
竹尾
男子100メートル3組
5着 10秒85
――今回のレースを振り返っていかがですか。
「今回で試合感がつかめたので、次の東京六大学対校大会(以下、六大学)でしっかりタイムを出したいです」
――タイム自体の満足度はどれくらいですか。
「満足度でいったら最低ですけど、スタートミスしただけでその後のレース内容は良かったので、六大学ではしっかり決めてタイム出したいです」
――コンディションはいかがでしたか。
「最近めちゃくちゃ調子が上がってきて動きも良くなってきたので、後ははまればタイムも出るかなという感じです」
――冬に取り組んできたことを教えてください。
「昨年度ケガをして4カ月走れなくなったので、ケアやウエートトレーニングなどをして基礎を作りました」
――1年目を振り返っていかがでしたか。
「大学1年目は2~3戦目で自己ベスト出て、U20日本選手権の標準記録を切ったんですけど、ケアが足りてないせいで肉離れをして出られなかったので、来年度はケアを怠らないで色んな試合に取り組めるようにしたいです」
――今後取り組んでいくことを教えてください。
「枠争いが結構熾烈(しれつ)だと思うのでタイムをバシッと出して枠に入れるようにしたいです」
――今年度の目標を教えてください。
「日本学生対校選手権のA標準である10秒35を目標にして頑張ります」
――ありがとうございました。
[萩原彩水、石井遥、島田五貴]
関連記事
RELATED ENTRIES