(14)4年生引退インタビュー 徳村優汰

2023.02.10

 今年度悲願のグランドスラムを達成した明大卓球部。名実ともに卓球界の王者に君臨した卓球部をけん引してきた4年生もついに卒業を迎える。今回はそんな4年生全員にそれぞれ思いを伺った。

 

(この取材は2月6日に行われたものです)

 

第8回は徳村優汰(商4=宮崎商業)のインタビューです。

 

――4年間で思い出に残っている試合を教えて下さい。

 「グランドスラムを達成した秋季リーグですね。やはり優勝を決めた早大戦が一番心に残っています。他には一番の難関だったインカレ(全日本大学総合卓球選手権大会団体の部)で愛工大とやったときに、5番まで回って2年生の手塚(手塚峻馬・政経2=明徳義塾)が決めてくれて、グランドスラムに近づいたかなと思って心に残っていますね」

 

――自分が出た試合で心に残っている試合はありますか。

 「個人的には1年生の時の全日学(全日本学生選抜選手権)予選があって、自分は出られないかなと思いましたが、決定戦で勝った時は一番うれしかったです」

 

――一番成長したことはどんなところですか。

 「卓球でも成長しましたが、自立性とかが成長したかなと思います。寮生活が初めてで、大学で自分のことは自分でやるようになったので、チームのためにどうやればチームが良くなるかなど考えたことが成長したかなと思います」

 

――卓球面での成長はどんなことでしたか。

 「高校生まで勝てなかった相手に大学生になって勝てるようになってきて、強くなってきたと感じました」

 

――4年間を一言で表すとしたらどのような言葉で表しますか。

 「人間的にも、卓球面でも成長できたのかなと思います」

 

――一番の挫折を教えてください。

 「コロナの時期で試合がなくなってしまって、何を目指していいか分からなくなった時ですね」

 

――乗り越えられたきっかけは何ですか。

 「みんなモチベーションが下がっていたのですが、みんなで頑張ろうという一心で乗り越えられました」

 

――どのような同期でしたか。

 「みんな仲が良くて、みんなに個性があってそれぞれいいところがあるので、いい刺激になったかなと思います」

 

――どのような後輩でしたか。

 「自分たちの学年よりは卓球が強いですし、期待できるし、頼りになるなと思います」

 

――大学卒業にあたってはどのような気持ちですか。

 「大学で学んだことを社会人に生かしていきたいです」

 

――明大の卓球部に入って良かったことは何ですか。

 「練習環境がすごく良くて、相手も強く、いつでも卓球できるのが良かったところですね」

 

――徳村選手にとって卓球とは何ですか。

 「自分が生きていく上で大切なものです」

 

――大学を卒業したらどうされるのですか。

 「瀬戸内スチールという実業団でプレーします」

 

――今後の目標を教えてください。

 「仕事がメインではありますが、卓球のチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[七海千紗]