(番外)松原がJ3・いわてグルージャ盛岡へ来季加入内定!

2022.12.31

 12月21日、明大サッカー部がMF松原亘紀(文4=大津)のJ3・いわてグルージャ盛岡への来季加入内定を発表。中盤で明大を支えたレフティーがプロへの切符をつかみ取り、明大から新たに6人のJリーガーが誕生することになった。

 

――内定が決定された時のお気持ちはいかがでしたか。

 「オファーをいただいて、またサッカーを続けられるということが本当にうれしかったです。引退して数週間経った今でも、その喜びをかみしめています。さらに頑張らなければいけないなと思っています」

 

――栗田大輔監督からはどんな言葉がありましたか。

 「おめでとうという声を掛けていただきました。さらに、やるからにはやれ、しっかりと覚悟を持って行くんだぞとおっしゃっていただきました」

 

――プロ選手を本格的に目指し始めたのはいつですか。

 「中学校、高校の時からプロになりたいと思っていました。しかし、明治に入ってプロ以外の選択肢もあるのだなと思うようになりました。どちらの道に進むべきかをさらに悩んでいました」

 

――入団を決めた理由をお聞かせください。

 「監督が変わり、チームの体制も変わります。松原良香さん(いわてグルージャ盛岡監督)もいろいろとサッカーを知っている方だと思います。そういった面で来年度から面白いサッカーができるのではないかと思って決めました」

 

――どのようなプロ選手になりたいですか。

 「元々自分は一般企業に就職を考えていました。そこでお会いした方々は自分自身の意見をしっかりと持っていて、とても魅力的な方ばかりでした。最初は憧れていた部分があったので、サッカーだけではなく、人間性といったところもしっかり磨いていきたいです。一人の人間としてお手本となるようなサッカー選手になっていきたいと思います」

 

――即戦力としてアピールできるポイントをお聞かせください。

 「自分自身の特徴である後ろでの作りです。シャドーでも使っていただけるということなので、自分の特徴にプラスして、しっかり前に出て点を取る力や、アグレッシブに前に行くというところを意識していきたいと思います」

 

――W杯での大卒選手の活躍はどうお感じになりましたか。

 「大学サッカーの価値が上がっていると思います。日本代表に選ばれた大卒の選手たちが活躍してくれることは大学生として刺激になります。また大学サッカーが注目されると思うので、大卒の選手がそれをチャンスだと思い、自分も高いレベルの選手になっていきたいです」

 

――全日本大学選手権が終了した時の感想はいかがでしたか。

 「本当に悔しかったです。最後にホイッスルが鳴った時に下を向いていたのですが、応援席の人たちは最後まで諦めずに応援してくれていました。彼らの分まで勝ちたかったですし、彼らの方がもっと悔しかったと思います。応援してくれていた仲間に本当に感謝したいです」 

 

――プロキャリアへの意気込みをお聞かせください。

 「自分自身、覚悟を持ってサッカーを続けることに決めました。やるからには上を目指してやっていきたいです。岩手のために全力を出し、一番望ましいのは岩手とともにステップアップしていくことです。とことん上を目指し、努力していきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[長﨑昇太]