
(99)全国大学選手権・早大戦 試合後コメント①
全国大学選手権(以下、選手権)初戦の相手は宿敵・早大。相手の堅いディフェンスと突破力のあるアタックに苦しみ、悔しい敗北を喫した。今回は早大戦後のインタビューをお送りします。
フッカー松下潤一郎(法3=筑紫)
――今日はどのような思いで試合に臨みましたか。
「(早大が)死ぬ気で来ることは分かっていたので『ハングリースピリット』というテーマで『絶対に勝つ!』という気持ちでした」
――今試合を振り返っていかがですか。
「あまりうまくいかなくて、全体的にやりづらい試合でした。自分たちが準備してきたサインがうまくいかなくて、スクラムも練習だとしっかり押せたのですが、いつもと違って8人のまとまりがない感じがしました」
――セットプレーはいかがでしたか。
「相手ボールのときはプレッシャーをかけることができたと思いますが、マイボールはもっと自分たちから前に出て、ペナルティーをもらってチームの雰囲気を活気付けたかったです。でもメンバー変わってからはこっちベースで押せていたので良かったと思いました。(交代してから立て直していて)悔しかったです。ラインアウトは成功していましたが、自分的にはもっといいスローをすることができたと思いました」
――ディフェンスではどのようなことを考えていましたか。
「ツーインといって、2人で1人にディフェンスするということを意識していました。あとは相手のスタンドオフがかなりキーマンで、予想通り(スタンドオフが)動いてきたのに対して、自分のタックルが外されたシーンがあったので、そこが課題かなと思います」
――試合が終わったとき、どのような気持ちでしたか。
「実感がないです。今はあまり4年生がいなくなる実感がないですが悔しいです」
――今年度の収穫を教えてください。
「昨年はAで試合に出場することはなかったのですが、今年はスタメンで使ってもらいました。大舞台でプレーできたので、そういう面ではいい1年だったと思います」
――その収穫を来年度どのように生かしていきたいですか。
「明治はスクラムを強みにしているので、その伝統を崩さないように、最上級生として自分がうまく引っ張っていきたいです」
左ロック山本嶺二郎(法3=京都成章)
――今の気持ちを教えてください。
「まだ終わりたくないなという気持ちです」
――FW陣のプレーはいかがでしたか。
「ラインアウトの部分で少し乱れがあって、思ったより流れに乗り切れませんでした。でも取り切るところは取り切ることができたので、そこは良かったです」
――個人のプレーを振り返っていかがですか。
「落ち着いてはいましたが、まだまだ激しさがなくて『もっと勝ちたい』という気持ちを出していたら良かったかなと思います。自分でも足りない部分があったので、どんどん修正して次につなげたいです」
――準々決勝敗退となりましたが、いかがですか。
「早稲田はずっと明治のライバルなので、それを改めて実感した試合でした。この経験を無駄にしないように次につなげていきたいと思います」
――来年度は最高学年ですが、意気込みをお願いします。
「今度は自分の代が引っ張っていくので、周りも頼りながら自分が一番上ということを自覚して、絶対に優勝に導くことができるように頑張っていきたいです」
左フランカー森山雄太(政経3=東福岡)
――試合が終わった瞬間はどのような気持ちでしたか。
「足がつって退場してしまったので、本当に情けないなと思いました。自分を責めましたし、でもやってきたことは間違いではなかったので、そこに悔いはないです」
――試合後に先輩にどのような声を掛けましたか。
「シンプルにありがとうと声を掛けました」
――来年度に向けて一言お願いします。
「一から這い上がって、優勝しにいきます」
亀井茜風(政経3=長崎北陽台)
――試合を振り返っていかがですか。
「ぼうぜんとしていてプレーがどのようだったかは分からないのですが、今は4年生ともうプレーできないのがとにかく悔しいし寂しいですね。」
――後半の大事な場面での出場でしたが、どのような気持ちでしたか。
「あと1トライしていれば逆転できていたので、しっかり自分が流れを変えてラインアウトやキャリーのところで勢いを持たせることができればいいなと思っていました」
――試合が終わった後、先輩から声を掛けられましたか。
「同じ長崎県出身の原口虎太郎さん(商4=東福岡)に『来年頑張れよ』と声を掛けていただいたので、来年頑張ろうと思います」
――来年度に向けて意気込みをお願いします。
「僕らが入学してから3年間優勝が1回もないので、しっかり優勝を達成して創部100周年に恥じないように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[ラグビー担当一同]
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