
(81)全日本大学新人戦 決勝 対筑波大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――早い時間帯で選手を交代させた意図をお聞かせください。
「(ボールを)前に運べなかったですし、負けている状態で後ろ向きになってしまっていました。そこで前を向いたり、攻撃の起点になれるような所で攻撃の質も出ないので、守備でも相手にやられていました。守備と攻撃は一体ですが、今回は田部(健斗・商1=広島皆実)と藤本(颯真・法2=ヴィッセル神戸Uー18)が攻め込まれていたので、早い時間で代えました」
――三品直哉(商1=帝京大可児)の左SBでの起用についてはいかがですか。
「左SBが適正かどうかは分からないです。しかし、それ以外の左SBの選手たちが、三品にレギュラーを取られていることが問題だと思います」
――結果をつかむため必要なものをお聞かせください。
「主体性と野心です。自分たちで練習して結果が出るのか出ないのか、そのような部分を判断することもいいかもしれないですね」
――今年度の試合は全て終了しましたが、どのように感じていますか。
「よく頑張ったと思います。しかし、野心を持っている選手でないと明治では成功しないと思うので、そういう意味ではみんなまだまだ大人しいと思います。ここにいればプロになれるとか、ここにいれば強くなれると思っているので、(現1、2年生が)4年生になったら誰も出られないのではないかと感じています」
上林豪(商2=セレッソ大阪Uー18)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「本当に情けない試合をしてしまったと思います。試合前に自分たちの中で絶対にやるべきことを掲げていました。明治の三原則、戦う姿勢、勢いのある攻撃、圧倒的な守備を掲げて入りました。しかし、それが全く出来ず3、4年生も応援しに来て下さっている中で、本当に情けない試合をしてしまったなと思います」
――ご自身の今大会を振り返ってみていかがですか。
「グループリーグの関大戦と、準決勝の関大戦の2試合に出場しました。どちらも無失点で抑えられたので、そこは良かったです。しかし、決勝という大きな舞台で、ミスがあり3失点してしまい、チームを勝たせられなかったので意味がないです。全然良くなかったですし、この1年間の最後の大会という意味で、1年間の自分の取り組みを振り返った時に、まだまだ甘かったと感じています。さらに突き詰めて、来年もやる必要があると思います」
――来年度に向けての意気込みをお聞かせください。
「上級生になりますし、今までとは違い責任も増えます。そういった中で、チームに対して自分がいい働きかけをできるような存在になりたいです。個人としては自分が関東大学リーグ戦に全て出場して優勝、そして天皇杯にチームとして本戦に出たいです。そこでプロを倒すというチームとしての目標があるので、それを達成したいです。全日本大学選手権で優勝して、4年生と自分たち3年生、次に入ってくる1年生、そして2年生全員で強い明治をもう一度つくり上げていきたいと思います」
三品
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前半はチームとして入り方が悪く、その中で流れを変えられる選手がいませんでした。前半の内にゲーム展開を変えられなかったことが、敗戦につながってしまったと思います」
――出場時のポジションについてはいかがですか。
「もちろん、長く前線をやってきたので、前線で勝負したいという思いはあります。しかし、他のところができて悪いことはないですし、コンバートされても結果が出せる選手になりたいと思っています。自分は左足を得意としており、対人も強みとしているので、体を張ってあとは自分自身がやるだけだと感じています」
――明大での1年間はいかがでしたか。
「ケガで2、3回リハビリに入っていたので、最初は調子が上がらないシーズンでした。しかし、トップチームに上がるためにやっていたので(気持ちに)ブレはなかったです」
――来年度への意気込みをお聞かせください。
「いろいろな経験をしましたが、この経験を来年に生かさないといけないと思います。2年生になれば責任も生まれてきますし、チームを勝たせられるような存在になりたいと思います」
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