
(1)全日本学生選手権 試合後コメント
全日本学生選手権(以下、全日本)で10位に終わった470級。1年間の集大成として臨んだ今大会のレース後の選手の声をお届けする。
今村紗栄副将(商4=長崎工)
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「個人的には、一番走れたレースだったということもあったのですが、チームとして3艇走れないと入賞や優勝には届かないというところで、3艇では走ることができなかったということが、だめだったところでもあるかなと思います」
――全8レース中3レースで1桁順位でした。
「最後の大会なので、しっかりスタートは出ようというのは2人で話していて、スタートうまくいったレースはだいたい前を走れました。うまくいって失敗したレースもありましたが、艇数が多くスタートが重要になってくることを意識したので、いい順位を結構取れたのかなと思います」
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「自分が最初チームリーダーをやるとなったときに、不安しかありませんでした。結果はついてきませんでしたが、最後まで全日本にも行けてやり切ることができたのかなと思います」
後藤玲音(政経2=明大中野)
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「艇数がとても多くて、本当に大きな大会だったので、緊張感とか雰囲気とかそういうのも感じましたし、スタートを出ることができたのが良かったです」
――来年度はどのようなことを生かしていきたいですか。
「こういう大きな大会、全日本にも出ることができて、遠征も今年2回も行けたので、様々な海面でのレースを経験して、ヨットレースを深く知っていく、そのレースの経験を生かしていきたいです」
服部友賀(法2=津工)
――今大会での収穫はありましたか。
「僕らはスタートが今までずっと苦手で、できなかったのですが、今回の大会は全部ではないですけどスタートが出られるレースも何本かあったので、それは成長したなと感じました」
――印象に残っているレースはありますか。
「最終レースですね。最終レースは明治3艇ともが上の順位でまとめられて、それが最終レースでなくて、一本目からいければ、こんな結果にはならなかったので。最終レースは成長できたなと思います」
堤祐人(政経2=明大明治)
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「思っていたより周囲のレベルが高くて、自分たちの実力が通用しなかったかなというのが大きいです。まだ僕らは2年生なので、来年再来年と結果を残せるようにあと2年頑張ります」
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「短かったですね。去年はレギュラーで出させてもらえなくて、1年生の時に悔しい思いをして、2年生はレギュラー、2番目として結果を出さなければいけないというポジションで、結果を出せなかったんですけど、去年1年よりかは有意義というか、ためになったなと感じます」
安藤彩葵(商3=塩釜)
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「私は4年生の栄樹さんと乗せていただいたので、自分的にはすごく成長させてもらったなというのが大きいのと、それで最終的にふがいない結果を与えてしまったので申し訳なさもありますが、一緒に乗っていただいて良かったなと思っています」
――来年度に向けて意気込みをお願いします。
「私も今3年生で、来年4年生で最後の年なので、今年優勝どころか入賞すらできずに悔しい思いをしたので、またこの悔しさの上に次は福岡である全日本に向けて、今年4年生の栄樹さんと乗せてもらった分、みんなよりもヨットができたのでそれを生かして来年がんばりたいと思います」
八木栄樹(理工4=作新学院)
――課題や反省点はありますか。
「レース中に景色が悪いとどうしても気持ちが焦ってしまって、いつもしないようなミスをしたり、下らないミスしてしまったりして、あとチャレンジしてしまう、いつもならしないような選択をしてしまうということが後から振り返って目立ったなと思っていて、それが走らなかった原因なのかなと思います」
――4年間を振り返っていかがでしたか。
「自分はいろんな人とペアを組ませてもらって、それぞれいろいろな特徴があって、みんなそれぞれ乗り方というか、船の上の雰囲気が違ったりして、他の人と比べると楽しく4年間ヨットをできたんじゃないかと思います」
石塚春菜(法3=磯辺)
――今大会を振り返っていかがでしたか。
「全体的に、最終日は思い切りできたんですけど、最初のレースから変に色々考えてしまって、思い切りできませんでした。スタート上手く出られたと思っても攻め切れないまま、中途半端なことをずっと繰り返してしまって、結果が悪くなったというか、先輩たちの足を引っ張ってしまったなというのが今大会の振り返りです。最終日みたいな結果を初日から出し切れるよう、初日からがんばりたいなというのを今回、強く感じました」
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「去年までは先輩と乗っていて、引っ張ってもらうことが多かったのですが、船の中でも。技術面においても。今年初めて同期と乗って、ヨット未経験者ということで、私から発信していく。ヨット情報とか、あとは戦略とかにおいてもやっていくというのが不慣れになりながらでも、自分でやる楽しさを気が付ける1年でもあったので、そこに来年は成績を付けていきたいなと強く思った1年間になりました」
成田博陽(政経3=明大明治)
――1年間を振り返っていかがでしたか。
「僕は一般生なのですが、去年までは、あんまり練習する機会がもらえなかったというか、今年になってから主力として使ってもらえるようになって、練習って結構きついんだなと。夏合宿とか週5でやっていたので。結構きついこともありましたが、今年はやはりヨットに乗る楽しさが分かってきたかなと思います」
――これから代替わりですが、いかがですか。
「今まで楽しみにはしていたんですけど、いきなり4年生が抜けてしまうという不安感はありますし、僕は次期主将をやろうと思っているのですが、次期主将の責任感も終わった瞬間に芽生えるものなのだなと思いました」
[金井遥香・佐野悠太]
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