
(73)全日本大学選手権 対仙台大戦 試合後選手コメント
林幸多郎主将(法4=サガン鳥栖U―18)
――試合を振り返っていかがですか。
「自分たちが優位に試合を進めていましたが、セットプレー2本で負けたのは自分たちのスキが積み重なってしまったからだと思います」
――失点シーン以外は明大ペースだったと思いますがいかがですか。
「自分たちはしっかりボールを持ち、外から攻めるという自分たちのやりたいことはできていたと思うので、そこに関してはうまくやれていたと思います。ただ、サッカーは点を取るか取らないかのスポーツなので、点を取れなかったのが課題だと感じました」
――プロ生活への意気込みをお願いします。
「すぐに切り替えるのは難しいですが、まずはプロで試合に出てチームの勝利に貢献することが自分の中で一番だと思っているので、目の前の課題に取り組んで頑張っていきたいと思います」
福田心之助(文4=北海道コンサドーレ札幌U―18)
――試合を振り返っていかがでしたか。
「率直に悔しいです。インカレをとって後輩たちに日本一の景色を見せる4年生の最大の使命に対してこういう結果で終わってしまったのは素直に悔しいです」
――後輩たちに残していきたいものはありますか。
「日々全力でもがいて、明治のために戦ってほしいと思います。自分が明治の4年間で誇れるのは毎日努力して明治のために戦ってきたことなので、それを明治がやっていることに嘘は無いですしそれをすれば成長もできるので、そこを信じて後輩たちは結果を出してほしいと思います」
――プロ生活への意気込みを教えてください。
「明治でやってきた4年間では栗田大輔監督を始めとするスタッフの方々から大きなものを教えていただきました。濃い4年間を過ごせて、高校時代に比べたら一回りも二回りも大きく成長できました。その成長にプラスして一瞬の判断や試合を決める存在感を出していかなければ一瞬でクビになってしまうシビアな世界にこれから行くので、これまで以上にそこを詰めていかないと戦えないと思っています。そこで戦えるくらいのメンタルや人間性を明治の4年間で培ったと思うのでそこは自信を持ち、どんどんトライしていきたいと思います」
遠藤雅己(法4=桐蔭横浜)
――試合を振り返っていかがでしたか。
「悔しいです。自分がシュートを二つ止めていたらこんな気持ちにはならなかったですし、あれだけフィールドの選手が戦ってくれた中でキーパーとして無失点で終えられなかったのが悔しいです。明治は今年度トーナメント戦に弱いと言われ続けて、絶対それを払しょくすると臨んだ中でそれを払しょくし切れなかったのがただただ悔しいです」
――1年間を振り返っていかがですか。
「個人としては苦しい1年でした。天皇杯予選はベンチから負けを見て、リーグ戦は7節までメンバーから外れていました。試合に出始めたと思ったら出たり出なかったりで、4年生のキーパーとして圧倒的な存在であることを求められていた中で、ポジションが定まっていなかったことが苦しかったです。チームとしては1年間を通して日本一レベルが高い関東のリーグ戦を制覇したことはうれしく思います。チームの目標の一つでもありましたし、学年としてリーグ戦とインカレは絶対に取ろうと言っていました。その中でまずリーグ戦を取れたことをうれしく思います。明治が日本一のチームであることを日本一を取って証明したかったのですが、トーナメントで結果を出せなかったことが唯一悔やまれることです」
正田徳大(政経4=柏レイソルU―18)
――どのような気持ちで試合に臨まれましたか。
「明治の代表として、スタメンで出るというのは、明治に関わる全ての方々の思いを背負ってプレイしないといけません。同期で背番号もらえない選手が死に物狂いで応援してくれている姿を見て、自分はそれに応えられるようなプレイをしたいなと思って結果を追い求めてやっていました。でも、チームの勝利につながるような結果は出せなくて本当に悔しいです」
――得点シーンを振り返っていかがでしたか。
「前半失点してしまったのですが、そこまで内容的に悪い展開ではなかったと思っています。なので、福田と明治の一つの強みであるサイドの攻防でうまく攻略できて、外からのクロスという自分のドリブルから得意な形でいいクロスを上げることができたので、最後決めてくれた太田(龍之介・政経3=ファジアーノ岡山U―18)に感謝をしたいと思います」
櫻井風我(情コミ4=日大藤沢)
――今年度のチームはトーナメント戦であまりうまくいってなかったですがいかがでしたか。
「自分たちとしては、苦手意識があったわけではなくてトーナメントもリーグ戦も同じだと思い、サイドからクロスを上げるだけだったのですが、結果的に見てそう思われても仕方ないと思います」
――守備ではどのようなことを意識していましたか。
「明治の特徴であるハイプレスや前からのプレスという面では、少なからずできていたかなと思っていたのですが、試合前からセットプレーが肝になると聞いていたので、それが分かっていた中で、今日だけの課題というよりは1年間を通しての課題が最後の最後でこういった結果になってしまったのかと思います」
――チームに残したいことや、後輩に伝えたいことはありますか。
「今日どこのチームよりも声を出して応援してくれた人には申し訳ない気持ちで(チームを)勝たせたくて、自分たち4年生以外の下級生はまだまだ残された期間があるので自分たちは終わってしまいますが、これで明治が終わるわけではないので、来年度からは全タイトルをとってほしいです」
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