
(83)~road of 〝AHead〟~ 齊藤誉哉「自分が率先して体現していきたい」(後半)
――今年度のチームはどのようなチームですか。
「良くも悪くも勢いに左右されるチームで、勢いがつくと誰も手がつけられないぐらいの強さになると思います。みんな、とても個性的ですが、ラグビーが好きだということは共通しているなと感じます」
――今の自身の役割をどう考えていますか。
「副将として吉平(石田・文4=常翔学園)を支えるということもありますが、吉平と一緒に優勝するためにしなくてはいけないことはたくさんあると思うので、率先して日本一へのかじを取れればなと思います」
――副将という立場はいかがですか。
「思っていたよりも大変でした。練習で毎回喋ったり、チームがどのような雰囲気になっていても自分が引っ張っていかなければならないという点で。周りを見ながら自分のこともしっかりとしないといけないので、大変な役割だなと感じました」
――4年間で学んだことを教えてください。
「たくさんありますが、ラグビーだけじゃなくてグラウンドに立たない私生活の時間も直結することはあまりありませんが、そういう癖付けは大事だなと思いました」
――どのような意識で試合に出場していますか。
「4年間ずっと安定感を持って堅実なプレーをしたいと思っていました。しかし、それだけじゃ駄目というのは思いますし、もっと自分がビックプレーをすればチームは勢いづくと思うし、相手に嫌がられるような選手にならないといけないというのは感じています。そういった面で80点のプレーを続けるよりも高いレベルでやらないといけないなと思っています」
――後輩に伝えたいことを教えてください。
「グラウンドだけでなく、その前の準備が結果を出すためには大事なので、そこは絶対に怠ってはいけないよということは伝えたいです」
――改めて齊藤選手にとって『AHead』にはどんな意味が込められていますか。
「去年、準優勝で終わってしまい、今年日本一になるという意味合いが一番強いのかなと思います」
――これからの目標を教えてください。
「残りの時間も少ないですが、とにかく日本一になるためにまだまだ自分たちには課題もあり、やっていかないといけないことはあるので、自分が率先して体現できたらなと思います」
――ありがとうございました。
[廣末直希]
◆齊藤 誉哉(さいとう・たかや)文4、桐生一高、180センチ・90キロ
最近は原口虎太郎(商4=東福岡)と丸尾祐資(商4=報徳学園)とカフェ巡りをしています。「今日は吉祥寺にあるnidoというカフェに行って、アイスラテを飲んできました」
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