
(153)MARCH対抗戦事後インタビュー④/山内智幸、尾ノ上一
寒空の中行われたMARCH対抗戦。今年度は57年ぶりに5校そろって箱根駅伝(以下、箱根)に出場するため、非常に注目度の高い大会となった。明大からは11人が出場し6人が自己ベストを更新した。今回はレース後の選手の声をお届けする。
第4回は山内智幸(理工3=愛知県私立愛知)、尾ノ上一(商1=鹿児島商)のインタビューです。
山内
1組14着 31分08秒95
――今回のレースの振り返りをお願いします。
「初の1万メートルで不安もあったのですが、練習はできていたので思い切っていこうと思って走りました」
――今大会のレースの位置付けは何でしょうか。
「1万メートルにもいつかは挑戦したいと思っていました。合宿も(練習を)積めていてそこからの流れで出場しました」
――目標のタイムはありましたか。
「30分台前半を目指していたのですが、そこには届かなかったです。課題も多く見つかったので、それを克服して次のレースに備えていきたいと思います」
――具体的に課題とは何でしょうか。
「自分は後半がきつくなってしまうので、中間走からラストスパートにかけての強化を行っていきたいと思います」
――収穫はありましたか。
「5000メートルを自己ベストと変わらないタイムで通過できたので、次のレースにもつながったと思います。5000メートルでも自己ベストを絶対更新できる自信にもつながりました」
――ありがとうございました。
尾ノ上一(商1=鹿児島商)
尾ノ上
1組12着 30分51秒13
――どのような目的で出場されましたか。
「夏が終わってから思うような結果が出ていなかったので、少しずつ上げていく意味合いでまとめる走りができれば良いと思って出場しました」
――初めての1万メートルはいかがでしたか。
「7000メートルからのきつさを感じたので、そこを練習でもう少し意識してやっていかなければいけないと思いました」
――レースで得られた収穫と課題はありますか。
「課題はスピードが足りないのでスピードと持久力を普段の練習から鍛えていくことです。収穫は大学に入って一番いい感じのレースができたことです」
――大学に入って一番のレースとのことですが、どのあたりで手応えを感じましたか。
「いつも最後を上げられずに終わっていたのですが、今回は1万で最後を上げられて終わったので良かったです」
――この大会の印象はいかがですか。
「他大学は自分たちが思っているよりも力があったので自分も負けないようにと思いました。また、お祭りみたいな楽しい大会だと思います」
――冬季に強化していきたいところはありますか。
「スピード面や後半になってフォームが崩れていってしまうので、フィジカル面を鍛えていきたいと思います」
――今後への意気込みをお願いします。
「少しでも箱根のメンバーに絡めるように頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
[桑原涼也、原田青空]
第99回箱根駅伝まで、あと34日。
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