
(148)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー②/吉川陽、井坂佳亮
先週行われた世田谷246ハーフマラソンに続き、箱根駅伝(以下、箱根)のメンバー入りを懸けたレースである上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)。4人が自己ベストをマークし、箱根のメンバー候補に名乗りを上げる結果となった。今回は上尾ハーフに出走した選手たちのレース後の声をお届けする。
第2回は吉川陽(営3=西脇工)、井坂佳亮(商1=水城)のインタビューです。
吉川陽
109位 1時間04分39秒
――レースを振り返ってみていかがですか。
「1年生の時に走ったハーフマラソンが自分の中で非常に最悪だったので、そこのイメージを変えられるように、中盤はできるだけピッチを上げて走ろうと考えていました。ある程度はできたかなと思っているのですが、タイムとしてはまだまだなので課題も残りつつ、いい点もあったかなというレースでした」
――悪いイメージを払拭することはできましたか。
「完全にというわけではないのですが、ある程度長い距離でもそこそこいけると思ったので、自信はついたかなと思います」
――調子はいかがでしたか。
「調子は2、3週間前が一番良くて、そこから徐々に落ち気味ではあったのですが、その中ではある程度いけたかなというのはありました」
――長い距離への移行という部分ではいかがですか。
「高校生の時に中距離でインターハイに行ったのですが、そこから大学に入って難しいところはありました。やはり長い距離にしっかりと対応するというところではまだまだ足りていない部分はあると思います。なので、練習をして長い距離を自分で淡々と走る力を付けようと思いました」
――タイムについてはいかがですが。
「僕はもっと悪く走ってしまうかなと思っていました。1年生の時のレースが悪かったので、そのイメージのままでいくと67、8分はかかってしまうのかなという、少し恐怖みたいなものはありました。ですが64分台で走れたのでそこはプラスに考えています」
――今後の練習に生きる部分はありますか。
「ある程度自信がついたというのはあるので、切り替えて練習でも今日負けた同期の斎藤(拓海・政経3=市立船橋)などにも負けずに頑張っていこうと思いました」
――今後の意気込みをお願いします。
「箱根のメンバーに入る、入らないは別として、やはりチームにプラスになれる存在になれるように、言動や行動などを意識していきたいです。その上で練習でもチームにいい刺激を与えられるような存在になっていきたいと思います」
――ありがとうございました。
井坂佳亮(商1=水城)
井坂
90位 1時間04分20秒
――上尾ハーフにはどのような思いで臨みましたか。
「箱根は20キロ程度の距離があるので、その距離でどのくらい走れるかという一つの指標としてこの大会に臨みました。そのため、少しでも箱根のメンバーに絡めるような走りをしたいと思って走りました」
――レースプランはありましたか。
「前半はあまり前に行き過ぎずに落ち着いて走って、後半上げるという目標で走っていました」
――レースに動きがあったのはいつ頃でしたか。
「中間点過ぎの12、3キロくらいで集団が崩れ始めました。そこからは周りにいる選手に付いたり、100メートルくらい前に山本樹(営1=専大松戸)がいたのでそれを目で追ったりしながら走っていました」
――初のハーフマラソンを走ってみていかがでしたか。
「初めて走ったにしてはよく走れていたかなと思います。ただ、後半のラスト5キロでペースを落としてしまい、周りの選手に抜かれ気味だったことが課題だと思います」
――今後の意気込みをお願いします。
「箱根を走りたいというのが4年間の大きな目標なので、それに向けてさらに力を付けていきたいです」
――ありがとうございました。
[萩原彩水、松原輝]
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