
(147)上尾シティハーフマラソン事後インタビュー①/斎藤拓海、曳田道斗、山本樹
先週行われた世田谷246ハーフマラソン(以下、世田谷ハーフ)に続き、箱根駅伝(以下、箱根)のメンバー入りを懸けたレースである上尾シティハーフマラソン(以下、上尾ハーフ)。4人が自己ベストをマークし、箱根のメンバー候補に名乗りを上げる結果となった。今回は上尾ハーフに出走した選手たちのレース後の声をお届けする。
第1回は斎藤拓海(政経3=市立船橋)、曳田道斗(政経2=宮崎日大)、山本樹(営1=専大松戸)のインタビューです。
斎藤
32位 1時間03分12秒
――レースの振り返りをお願いします。
「今日のレースは(1キロ)3分でずっと押していって最後まで粘って走れたらなと思っていました。目標通り3分で押し切ることができたのでまずは良かったと思います。5キロから10キロのペースが少し早くなり、その後の5キロはきつくなってしまいました。集団から少し離れてしまいましたが、1人で粘って再び集団に追い付いて、その後は集団と一緒に3分で押せていいタイムでゴールできたので良かったのかなと思います」
――自己ベストを大きく更新しました。
「良かった方ではありますが、最後の1キロは出し切れずに終わってしまいました。ゴールが見えた時にきついと思い込んでしまい、体が動いていなかったのでそこは反省点です。ラストは後輩の曳田に差されたのが少し悔しかったです」
――好タイムを出せた要因は何だと思いますか。
「前半シーズンはずっとケガで走れていませんでしたが、この期間に補強やフォーム改善などを腐らずにしっかりやってきました。それを生かして夏合宿もケガなく(練習を)積めたので、練習がしっかり積めていたことが要因かなと思います」
――課題の克服に向けて意識していきたいことはありますか。
「普段からラストのフリーとかの練習があった時は勝負を意識して1着を取りに行くようにしていきたいです。また、最後の気持ちの部分でラストが苦手と思わないようにすればもっと動くのではないかなと思います」
――ありがとうございました。
曳田道斗(政経2=宮崎日大)
曳田
30位 1時間03分10秒
――レースを振り返ってみていかがですか。
「箱根のメンバー選考も兼ねていたので、自分なりにしっかりとまとめる走りができて良かったと思います」
――目標タイムはありましたか。
「まずは(1キロ)3分でしっかり押すということで、63分20秒を切るのを目標にやっていました。なので、目標を達成できて良かったなと思います」
――レースの展開はどのような感じでしたか。
「まず前半は落ち着いて、集団を使って入っていきました。後半はしっかり勝負するというのをレースプランとしていましたが、勝負できる位置にはいませんでした。ですが、ペースを落とさずに、自分の中でいいリズムで走れたのかなと思います」
――チーム内トップでフィニッシュされたことについてはいかがですか。
「ゴール直前まで拓海さん(斎藤)に先行されていたのですが、やはり箱根のことを考えると(チーム内で)1着ということが必要になってくると思っていました。なので、足はつっていたのですが、その中でしっかりと出し切る走りができたのかなと思います」
――今大会で見つかった課題があれば教えてください。
「中盤の10キロから15キロで(1キロ)3分かかってしまったところが少しあったので、そこをしっかり3分を切って上がれるようにしていくというのが課題ですね」
――今後の意気込みをお願いします。
「しっかりと箱根に向けて、今以上に状態を上げていけるように頑張っていきたいと思います」
――ありがとうございました。
山本樹(営1=専大松戸)
山本
72位 1時間03分53秒
――今日のレースを振り返っていかがですか。
「先週の日体大競技会では自分の中でいい走りができなかったので、上尾ハーフは思い切ってやってやろうという気持ちがありました」
――走る前の目標タイムはありましたか。
「1時間3分台を出したいと思っていて、結果としてその記録を出すことができたので良かったです。ただ、途中でもう少し走り方を考えて走っていれば最後に体力を残してペースを上げることができたのではないかと思いました」
――集団走を経験してみていかがでしたか。
「ずっと集団にいたというよりは集団を利用して休憩し、そこから前を追うという感じで走っていました。カーブには特に気を付けて走って、全体的には集団のリズムに乗って走ることができたので良かったです」
――13日に行われた世田谷ハーフでも多くの選手が好記録をマークしましたが、それについてはいかがですか。
「同学年の仲間がいい記録を出していて、自分も頑張ろうと刺激を受けました」
――今後に向けて意気込みをお願いします。
「ケガなく練習を積んでいき、箱根のメンバーに絡めるように頑張りたいと思います」
――ありがとうございました。
[永井涼太郎、萩原彩水、松原輝]
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