
(54)関東大学1部リーグ戦 第22節 対東国大戦 試合後コメント
栗田大輔監督
――リーグ戦を終えた今のお気持ちはいかがですか。
「1年間を通じて相当の数の選手が出ていると思うのですが、応援している選手も含めて本当に選手がよくやってくれて、結果として優勝することができました。優勝チームがフェアプレー賞を取れたということは本当に正々堂々と戦ったということだと思うので、そういう意味ではみんな頑張ったなと思います」
――中盤で起用された島野怜(法1=仙台育英)についてはいかがですか。
「新人戦の決勝にも残っていて、練習でも島野はものすごくこのところ調子がいいです。スケールが大きいというか、運動量あってあのサイズの中でモビリティが高いです。東国大は行ったり来たりのサッカーになり、セカンドボールの拾い合いやボディコンタクトの部分が出てくると思ったので、今日は島野で行こうと思いました。思ったより頑張ってくれてよかったです」
――フェアプレー賞を受賞されたことについてはいかがですか。
「球際や運動量、切り替えという三原則を徹底していますが、それを履き違えてただ激しくするのは違うぞということは言っていますし、正しくプレーをするのが大事だと思っています。今日応援でスポンサーやいろいろなお客さんが来ている中で、やはり正々堂々としたプレーをするということは勝ち負け以上にいつも言っています。そういったことがフェアプレー賞という結果としていただけたことは誇らしいことだと思います」
林幸多郎主将(法4=サガン鳥栖U―18)
――開幕戦で負けた相手でしたが、振り返っていかがですか。
「本当にこの1週間は東国大に勝つためにスタッフも含めてやってきましたし、やはり開幕戦で負けたということが悔しかったので、それを払拭するためにここでしっかり勝って終わるという目標に向かってみんなで戦うことができたと思います」
――ハーフタイムでは何を話されましたか。
「相手がますます前に来るという中で、自分たちはそれを受けるのではなく、自分たちも背後に行こうと話していました。後半は相手が1人少なくなったこともあり、しっかり幅を使いながらいい形で抜け出す場面が増えて、自分たちのやりたいサッカーができたかなと思います」
――三原則を徹底した上でフェアプレー賞を受賞したことについてはいかがですか。
「日々の練習で球際の部分は意識していますが、その中でも正当にプレーすることが大事なので、日々の積み重ねがリーグを通して生きたのではないかと思います」
佐藤恵允(文3=実践学園)
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「前節で優勝は決まりましたが、開幕戦で東国大に0ー4で負けて、今節勝たないと優勝した気持ちにはならないと話していました。その中で明治のサッカーを体現して90分間を戦い続けて4ー0で勝てたことはとてもよかったと思います」
――ご自身の2点目を振り返っていかがですか。
「東国大がレッドカードで少なくなったことで、相手のカバーが来ないということは試合の流れの中で分かっていたので、幸多郎さんがサイドで持った時に背後に抜け出して、いいボールが来たので後は決めるだけでした。いいイメージで決められたと思います」
――さまざまなことを吸収されたシーズンだったと思いますがいかがですか。
「代表としても色々な所に行かせてもらいましたし、代表に行く度に刺激を受けますし、帰ってきた時の明治からも刺激を受けます。自分が代表に行っている間も明治はみんなでしのぎを削り合っているので、双方からの刺激が自分の成長につながっているのではないかと思います」
山崎陵介(政経3=清水エスパルスユース)
――ご自身は関東大学リーグ戦のデビュー戦でしたが、振り返っていかがですか。
「素直に嬉しかったです。今までケガをしてサッカーができなかった期間や復帰してセカンドチームで試合に出ていた中で関東大学リーグでデビューして、いろいろな気持ちがあって試合に入りました。ゴールは決められなかったですが、プレーで表現できたのではないかと思います」
――栗田監督からはどのようなことを求められていますか。
「練習の時からリーダーシップの面や自分を表現するというところを言われています。これからもそこはもっと突き詰めていかないと一人の人間として、選手としての幅も広がっていかないと思うので、それはこれからも課題なのかなと思います」
――これからの意気込みをお聞かせください。
「間で受けることや湧き出ることが自分の武器だと思うので、1.5列目だったりしますが、ゴールを狙って、ゴールに絡むプレーを増やしていき、明治でたくさん点を取って注目されるように頑張りたいです」
島野
――今日はボランチでありながら攻撃的なプレーが印象的でしたがいかがですか。
「自分は高校の時から点を取るボランチになるということを目指していた中で、こういう試合で点を取れたということはとても自信に繋がるので良かったと思います」
――同じポジションの木村卓斗(政経4=横浜F・マリノスユース)はどのような存在ですか。
「ボールを奪う部分や運動量の部分でチームに影響を与える部分がとてもお手本となる存在だと思っています。ケガをされたので自分にチャンスが来るのですが、木村さんの代わりではなく、木村さん以上のプレーができるようにこれからの練習でも頑張っていきたいと思います」
――明大が徹底している球際、切り替え、運動量の三原則についてはいかがですか。
「高校生だった時に練習参加した時は体の強さや速さという部分では驚きがありました。今日まで練習で突き詰めてこだわりながらやってきた中で、少しずつそういった部分も自分の力になってきているのではないかなと思います」
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