(21)シーズン直前インタビュー5級編 岩永詩織

 今回は、5級に出場する選手の声をお届けする。いよいよ本格的に始まったシーズン。それぞれが胸に抱く思いを伺った。積み重ねた努力が試される今、再び熱い冬が幕を開ける。


第13回は岩永詩織(営4=明大中野八王子)のインタビューです。

 

――シーズンが開幕しますがどのような気持ちですか。

 「4年生で最後なので結果を残したい気持ちはもちろんありますが、楽しく滑って今までたくさん支えてくださった方に楽しんでもらえたらなと思います」

 

――最近の調子はいかがですか。

 「最近は、先週くらいに腰のケガが再発してしまったので1週間はあまり思い切った練習はできていませんでした。でも、今までやったことを信じて頑張りたいなと思います」

 

――腰はどのような状態なのですか。

 「注射と痛み止めで治療しています」

 

――今シーズン初めて挑戦することはありますか。

 「ルールが変わってスピンやステップのレベルが以前より取りにくくなっているので、ジャンプの入り方を変えたりしています」

 

――自信はありますか。

  「そんなにあるわけではないです(笑)」

 

――どのようなプログラムかを教えてください。

 「曲は『愛の讃歌』を使います。以前からきれいだなと思っていたのと昨シーズンあたりに先輩が滑っていたのを見て、選びました」

 

――プログラムへのこだわりなどはありますか。

 「昨シーズンの曲もきれい系だったので、自分はガツガツした曲よりもそういう曲の方が合っていると思っています。ジャンプなどの技術よりかは演技やステップで見せられたらいいなと思います」

 

――衣装はどのような感じですか。

 「昨シーズンと同じ、白い衣装です。髪飾りだけ変えてキラキラのカチューシャにします」

 

――今シーズンはアイスダンスはやられていないのですか。

 「一応今はシングルが多いのであまりやっていません。パートナーを探しているという感じです」

 

――4年生として迎える今シーズンは今までと違いますか。

 「今までは最後だと思ってきたことはあまりありませんでした。ただスケート自体が最後になるかはまだ分からず、アイスダンスだけ続けるかもしれないです。シングルは一区切りになると思うので、やはり気持ち的にいつもとは違うかなと思います」

 

――今シーズン全体の目標をお願いします。

 「今は東インカレ(東日本学生選手権)で成績を残してインカレ(日本学生氷上選手権)に出場することです。あと、小さい大会でも一回一回楽しんで滑れたらいいなと思います」

 

――ファンの方へメッセージをお願いします。

 「いつもありがとうございます。シングルは最後になるかもしれませんが、もしアイスダンスを続けることがあったら来シーズンからも応援をよろしくお願いします」

 

――ありがとうございました。

 

[新村百華]