(111)早大競技会事後インタビュー③/吉川陽、東原豪輝、井坂佳亮

2022.10.14

 10月9日に行われた早大競技会。夏合宿後初となる今レースは自己ベストや1万メートル28分台も続出し、夏の成果が表れた結果となった。全5回にわたってレース後インタビューをお届けする。

 

 第3回は、吉川陽(営3=西脇工)、東原豪輝(政経2=大阪)、井坂佳亮(商1=水城)のインタビューです。

 

吉川陽

5000メートル2着 14分18秒39

――レースを振り返っていかがでしたか。

 「夏合宿でやってきたことをある程度発揮できました。春に走った5000メートルが駄目だったので、悪いイメージを払拭できたいいレースと思っています」

 

――夏合宿ではどのような練習を積みましたか。

 「春はスピードをメインにやっていましたが、夏はしっかり距離を踏みました。各自ジョグでも距離を意識して踏んでいたので、スピードよりも優先的にやっていたと思います」

 

――夏合宿で成長した部分はありますか。

 「1、2年次と比べてしっかり1人でジョグができるようになったことだと思います。1、2年次は誰かと一緒にジョグをしていて、誰かがいないと集中力が切れてしまいました。今回の夏合宿は、1人で走る集中力がこれまでより身に付いていると思います」

 

――今後への意気込みをお願いします。

 「これからはどんどん涼しくなって走りやすくなってきます。自信があるロードで結果を残して、一番速かった1年次を超えられるようにしたいです。チームで迷惑しか掛けていないこともあるので、チームに貢献して笑顔で4年生を送りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

東原

5000メートル3着 14分19秒85

――レースを振り返っていかがでしたか。

 「今年度初の試合だったので、流れよく走れたら良いと思って臨みました。夏合宿明けで疲労も抜けていたので、14分20秒は切りたいと思っていました」

 

――今年度初レースということで、ケガなどがあったのですか。

 「昨年の12月に第三中足骨(ちゅうそくこつ)を骨折してしまいました。それから6カ月くらい走れず、合宿から本格的に走り始めた感じです」

 

――合宿はどのように過ごしましたか。

 「基本Bチームの方でしっかり距離を踏んで、体力を付けることから始めていきました。それに加えて3次合宿でスピードを付けていきました」

 

――合宿で目標にしていたことはありましたか。

 「夏合宿の期間でAチームに行きたいと思っていたのですが、それはできなかったです。ただ、Bチームでも離れずに走り込めたので良かったと思います」

 

――これからの意気込みをお願いします。

 「これから駅伝シーズンに入ってきて、箱根駅伝予選会の方はメンバーから外れてしまいましたが、本戦の方はまだまだチャンスがあると思っています。しっかり今後はそこを狙って、化けられるようにしていきたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

井坂

5000メートル5着 14分23秒48

――このレースに出場された目的は何でしょうか。

 「夏合宿が終わり、どれだけ自分が今走れるのかを確かめるためです。収穫がいくつかあったので良かったと思います」

 

――その収穫や今回のレースで得た課題を教えてください。

 「課題はラストと体力的な余裕がまだ足りないところだと思います。収穫は(1000メートル)2分53秒でも余裕を持って走れたことと、途中で前に出られたことは良かったと思います」

 

――夏合宿を振り返っていかがでしたか。

 「全体的に見てケガなくある程度のところで、淡々と全てこなせたことは良かったと思います。ただ、1年生でもAチームで活躍している選手がいるので少し悔しさはあります」

 

――夏を通しての目標はありましたか。

 「大学に入学して走る距離も増え、ハーフマラソンの記録が重要になってきます。そこに向けて、どれだけジョグの距離を増やすかなどを課題にしていました」

 

――夏合宿を通して成長を感じられた部分はありましたか。

 「今まで以上に走る距離が増え、20キロ走や16キロ走があったため、今回ある程度余裕を持って走れたことは良かったと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[桑原涼也、島田五貴、原田青空]